◆笑いからわかるコミュニケーション能力の発達
今日は、赤ちゃんの笑いのお話です。
赤ちゃんの笑いはとても奥深いですね。
最初は泣くばかりだった赤ちゃんの笑いは、
実はこんな風にどんどん豊かになっているそうです。
①内発的微笑:
生まれて間もない赤ちゃんが、本人の意思とは関係なく、
ニタ~ッと笑うような微笑みを見せる。
筋肉のゆるみによるもの。
②外発的微笑:
身近な人のあやしに反応して笑うようになる。
③自発的に笑う:
絵を見たり、好きな物を食べた時に嬉しそうに笑うetc.
④人にはたらきかけて笑う:
身近な人の肩をトントンと叩き、振り向かれると笑う。
相手から逃げ出して、追いかけられると笑うなどの、からかい笑い。
笑いの内容を追っただけでも、
赤ちゃんのコミュニケーション能力の発達が見て取れますね!
こういった、
・意味のある言葉以外のコミュニケーション
・ふれ合い遊びで声をたくさんかけてもらいながら触ってもらう
・いないいないばあ遊びで、お母さんの「ば~!」のことばとともに、
顔が現れるなど、 「働きかけ→結果」が感じられる遊び
などの経験の積み重ねで、0歳期の赤ちゃんの中に、
外にまだ表れないことばがたまっていく そうです。
こんな風に聞くと、赤ちゃんをどんどん笑わせたくなってしまいますね。
一番すぐに笑うのは、やっぱりこちょこちょ遊びでしょうか?
以前、このココフル♪でも赤ちゃんが気に入るふれあい遊びをご紹介しました。
「とんとんとんとんひげじいさん」
などのメジャーな手遊びも、赤ちゃんは見て笑い、
次第にまねをするようになってきます。
私も、赤ちゃん~3歳ぐらいまでのお子さんとご家族に、
リズム・ふれ合い遊びの講座を開催しているのですが、
遊びのバリエーションを増やすのに、この本が役立ちました。
本『0・1歳児のふれあい歌あそび』本(ひかりのくに)
ねんね、おすわり、はいはい、よちよち歩き、言葉の出始め、
まねっこ大好き時期、など、色々な段階に適した、
楽しい遊びが満載ですよ!
さあ、赤ちゃんをいっぱい笑わせよう~(千葉美奈子)