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【体験記】小学一年生とマレーシア親子留学に行ってきた!Vol.2マレーシアの暮らし編

2023.10.02

夏休みにマレーシアに親子留学をしました。小学生の息子が初めて海外のサマーキャンプに参加し親子で1か月海外で生活をするという貴重な経験ができ、「また行きたい、移住したい!」とまで思ったマレーシアの体験記Vol.2、今回はマレーシアの暮らし編です。

Vol.1「準備編」はこちら!

【体験記】小学一年生とマレーシア親子留学に行ってきた!Vol.1準備編

マレーシアでの暮らし

今回の親子留学では、マレーシアの南に位置する「JB(ジョホール・バル)」という、シンガポールとの国境にあたる州で1か月過ごしました。

ローカルフードが食べられるレストラン 

JBの中で拠点を移し、インターナショナルスクールの3週間のサマーキャンプ期間はスクールに通いやすいコンドミニアムに、その後はデサルビーチにショートトリップで訪れホテルに宿泊。最後にJBセントラルという中心街の駅から近いコンドミニアムに8日間滞在しました。

近くにあるハーバーもお散歩コース

最初に過ごした学校があるエリアはJBセントラルから車で20分くらい。繁華街ではないですが、徒歩圏内にスタバやスーパー、レストランなどがあり、基本的な生活には困らないゆっくりとした時間の流れる場所でした。

 コンドミニアム

バルコニーから夕陽を眺めながらおやつ

 3週間のサマーキャンプを軸に生活をした最初のコンドミニアムは学校の敷地内にあるレジデンスだったので、急なスコールでも被害が少なく登下校も楽でした。

マレーシアでは滞在したレジデンス以外にもほとんどのコンドミニアムやホテルにプールがありました。学校で仲良くなったお友達のコンドミニアムのプールを順番に廻り、たくさんの違ったプールを楽しめ子どもたちも楽しかったようです。時々、子どもを学校に送った後にプールサイドで読書したり、優雅な時間も持てました。

友達の滞在したレジデンスからの眺め!

コンドミニアムはどこもセキュリティが高く、安心して過ごせました。値段は部屋の設備や広さにもよりますが、我が家は1か月の滞在予定で予約をして15万円ちょっとでした。これは宿泊サイトを通じて予約したので、保険などが含まれるため割高だとあとから知りました。ただ今回は初めてだったことや、トラブルがあったときにすぐに対応してもらえたという利点が多かったので満足しています。

インターナショナルスクール

通常クラスの作品展

 今回参加したサマーキャンプは、レートにもよりますが3週間で約16万円程度と内容に比べてとてもリーズナブルな設定でした。朝9時から夕方16時30分までランチやおやつ付き、期間中3回のフィールドトリップではマレーシア文化を体験できる博物館や動物園でふれあい体験や乗馬もしたようです。またスイミングやクライミング、アーチェリーにテニスなど週ごとに毎日参加するスポーツクラスもありました。英語のレベルや年齢でクラスが分けられており、全体で100人くらいが参加、ほぼ韓国人で、うち日本人は10人程度だったと聞いています。

英語を習得するには3週間では少し短いですが、子どもが異文化体験をできたことだけでも親としては満足です。語学が目的であれば語学スクールや座学メインの学校もあるそうなので、使い分けがおすすめです。違うスクールとの掛け持ちをしているファミリーもいました。

親子クラスは軽食を食べながら、差し入れもいっぱい!

またこの学校には親の英語クラスがあり、私も情報収集目的で参加しました。久しぶりの英語の勉強は苦戦しましたが、韓国のママも多く参加し、国籍を超えてとっても仲良しになりました。学校のレッスンはもちろんですが、クラスで知り合った韓国の子どもたちと遊ぶと親子みんな英語を使うので、少しですが私のつたない英語もブラッシュアップされたと思います!そしてこの親子留学で出会えた友達はユニークな人が多く、大切な存在になりました。

食事や週末の過ごし方

 学校のない週末には少し離れたプールやレゴランドにみんなで遊びに行きました。また息子は外食をあまり好まなかったので控えめにして日本食を作りましたが、私はGrabという配車やデリバリーができるサービスを利用して家で多国籍料理を楽しみました。

シーフードのスープとスイカジュースをデリバリー

日中に時間がある時は近くのモールまでGrabで出かけたり、慣れてきたらひとりでも遠出できたり、現地でできたママ友たちとアウトレットでお買い物をしたり、自由に動けるようになりました。

今思うと現地でのお友達との時間はたっぷりありましたが、せっかくの限られた時間なのでもっと食事を一緒にする時間を作っても良かったかなと少し後悔しています。我が家はひとりっ子なので、たくさんのお友達と遊んだり喧嘩したり、兄弟みたいに過ごせる時間はありがたかったです。

おいしい韓国料理で学校のみんなと最後の晩餐

せっかくのご縁、話してみたい人には遠慮せず積極的に話しかけることをおすすめします。やっとお話しできた時にはもうお別れ、帰国後にもSNSでつながれましたが、もっと早くお茶とかしておけばよかったと思いました。現地で過ごす時間は限られているので、気になった人がいたらぜひ話しかけてみてください。同じ目的の人が多いのですごく刺激にもなり楽しいです。最後の日に韓国のママたちが選んでくれた韓国料理をたくさんのファミリーで食べ、すごくおいしかったですしとても楽しかったです。

早くマレーシアに帰りたい~!

お気に入りのジュースバー

 サマーキャンプが終わった後は、パパが合流してショートトリップへ行ったり、繁華街のコンドミニアムに移動し日帰りでシンガポールへ行ったりしてトータル1か月の親子留学を満喫しました。とても濃厚な1か月だったので、お伝え出来たのはほんの少しだけですが、ご参考になれば幸いです。

マレーシアでは多くのインターナショナルスクールで夏と冬を中心に短期カリキュラムが開催されています。今回参加して驚いたのは、長期的にマレーシアに教育移住を考えて、親子留学をしている人にたくさん出会ったことです。すでにマレーシアの別のインターナショナルスクールで教育移住を叶えている人、小学校入学に合わせて教育移住先の学校を探しに来た人、子どもにとって留学が現実的かどうかを真剣に考えている人がたくさんいました。我が家は楽しい夏休みにするため異文化体験ができればという気持ちで親子留学をしたのですが、グローバルな視野で教育を考えている人たちに出会え、こんなにも刺激をもらえるとは思いもしませんでした。

マレー料理も恋しくなる

もし日本の幼稚園や学校が窮屈に感じているココフル読者の方がいたら、ぜひマレーシア留学も視野に入れてみてください。マレーシアは人が優しいです。子どもにもとっても優しいです。プリスクールもあるので、育休中のママがいたらぜひおすすめしたいです。仕事を持ってきて子どもが学校の間は仕事をしているママも多くいましたよ。

私も韓国人の友達に、笑顔が素敵だとほめられてハッとしました。日本ではあまり笑顔で過ごせていなかったかも、と。親子ともに笑顔で過ごせること、それが子育てで私が大切にしたいことだと、この親子留学を通して自覚できた気がします。参考になれば幸いです。

続いては、小旅行のレポートです!

【体験記】小学一年生とマレーシア親子留学に行ってきた! ~デサルコースト・小旅行編~

(ライター/アネモネ)

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