やってもやらなくてもいいけれど…
そろそろ大掃除が気になる頃ですね。
乳児がいたり、仕事がとても忙しいなど、辛いときには無理してやる必要はないのです。
師走の1ヶ月はとても慌ただしいので、「どうしてもしなければいけないこと」だけを最優先して、
年末年始に備えましょうね。
でも、子どもが少し大きくなったら
子どもといっしょに大掃除を楽しんでやりましょう。
▲玄関掃除は任せて!
もちろん我が家の大掃除もそうですが、
おじいちゃんやおばあちゃんの家に子連れで大集合してみて大掃除をしてみてはいかがですか?
いとこ同士でワイワイやる大掃除って、やっぱり楽しいし、ちょっと張り切り度が増すようです。
みんな「おじいちゃんの家を大掃除するんだ」って張り切っているのも最初だけ。
遊んでいるんだか、騒いでいるんだか、掃除しているんだか、さっぱりわからない状態になってしまうこともありますが、
一番上の子をリーダーにしておまかせしてみましょう。
▲「僕がとってあげようか?」子どもはお手伝いが大好き。
子どもたちはこんなことができます。
◆書けなくなったボールペンのチェック
家中のボールペンや鉛筆を出してきて、「ちゃんと書けるかどうか、試してくれる?」
とお願いします。カレンダーの裏などに、自由に書いてもらう。
書けなくなっているような古いボールペンは捨てたり、鉛筆を削ってもらいましょう。
ただのお絵かきタイムみたいですけど、
案外お仕事気分で「これは、もう書けないよ」などといって
楽しんでやってくれます。
◆ガラス磨き
ガラスのこっちと向こうでペアを組んで、協力しながらキレイにしていきます。
「ここの汚いところ、そっちだよ」「こっちじゃないよ。そっちだよ」
けんかになることも…。
◆床拭き
雑巾がけは、大好きですね。すぐ競争になるのは、男の子でしょうか?
◆カーテンの金具をはずす。またつける
レースのカーテンは、金具をはずして、ざっと洗濯機で洗ってしまいましょう。
そのときに金具をはずしてもらいます。
これも、お仕事気分満点!レースのカーテンは、洗濯機で洗ったら、
元通りに吊るすときにまた金具を付けてもらいます。
案外むずかしいですよ!
◆玄関まわりの掃除をする
あと20分くらいで、お昼のピザが来るかな なんてときに、子どもにお願いします。
(時間がたっぷりあると、チャンバラが始まったり、公園に逃亡したり…!)
「玄関の外のお掃除をお願いね。もしピザ屋さんが来たら、真っ先に知らせてね!」
と頼めば、
まあ、張り切ってやってくれること!そして、大きな声で
「ママ~!ピザが来たよ~~~!」と教えてくれます。
こんなことをしてくれるのも、せいぜい小学校まで。
中学に行って部活が始まったり、反抗期になればもちろんやってはくれません。
でも
子ども達の心の中には、きっとこんな経験は心のどこかに残っていてくれるはず。
私たちが歳をとったときに孫を連れて
ワイワイと掃除をしに来たんだか、遊びに来たんだかわからないけど、にぎやかにきてくれるはず
と信じての大掃除です♪
あまり長々とやらず、お昼や3時のおやつでメリハリをつけて切り上げましょう。
▲「ご苦労様!ありがとね!」
「ご苦労様。ありがとう。助かったわ」の一言も忘れずに。(宗像陽子)