ルンバでお馴染みの米国アイロボット社(日本総代理店セールス・オンデマンド株式会社)は、床拭きロボット「ブラーバ ジェット 240」を2016年8月26日(金)から発売します。それに先駆け、8月4日にプレス発表会が開かれました。
米国アイロボット社は、人間の作業を楽にするための実用的なロボット開発に尽力してきました。たとえば、紛争地域・危険地帯・介護・病院などで活躍するロボットは、人間を危険なところの作業やハードの仕事から開放してくれました。
一方、家庭用ロボットは私たちの日々の清掃をより効率的にし、より快適な暮らしを実現してくれます。
拭き掃除ロボットブラーバは日本に根付く雑巾がけ文化を継承して作られたお掃除ロボットで、2014年に発売を開始、幅広い年齢層のユーザーに支持をされています。
「掃き掃除ロボットルンバと、拭き掃除ロボットブラーバは、みなさんのライフスタイルを豊かにすることでしょう」とセールス・オンデマンド代表取締役社長室崎肇氏は、冒頭の挨拶で力強く語りました。
▲セールス・オンデマンド代表取締役社長室崎肇氏
◆ジェットスプレーで水を吹付けながらけなげにお掃除
次に、アイロボットCEO兼共同創設者コリン・アングル氏より、2016年度製品ラインナップと新製品が発表されました。
▲アイロボット CEO兼共同創設者コリン・アングル氏
拭き掃除ロボットの2016年ラインナップは従来の「ブラーバ380J」に加えて、新製品の「ブラーバジェット240」となります。リビングやダイニングなどの広い部屋や、複数の部屋の拭き掃除には従来の「ブラーバ380J」、キッチンなどの床を汚れに合わせて念入りに拭き掃除をするなら「ブラーバジェット240」がおすすめとのことです。
従来のブラーバはウェットクロスもしくはドライクロスを装着して水拭きをする仕様でしたが、新製品「ブラーバ ジェット 240」は、床にこびりついた汚れにジェットスプレーで水を吹付けながら掃除するというもの。クリーニングヘッドを細かく振動させてこすり落とし、手の届きにくいところまでくまなく拭き掃除をします。
◆イスの周りも、丁寧にゴシゴシ。
アイロボットCOOクリスチャン・セルダ氏によって、実機のデモンストレーションが行われました。
▲アイロボットCOOクリスチャン・セルダ氏
▲ピュッピュッと水を出しながら健気にゴシゴシする姿に癒されます。
手で拭き掃除をしているように同じ場所を3回丁寧に行ったりきたりを繰り返す「ウェットモップモード」としっかり2度水ぶきをしてくれる「ダンプスウィープモード」とからふき用の「ドライスウィープモード」の3種類のお掃除の仕方があります。
それぞれ専用のクリーニングパッドを装着すると、自動的に清掃モードを選択します。
▲装着するクリーニングパッドによって、動きは自動的に変化します。
◆コンパクトでかわいらしい形状
丸みを帯びた立方体でとてもかわいらしい形状で、置いてあってもインテリアの邪魔にならないデザインです。コンパクトなので、部屋の隅、テーブルやソファの下など狭いスペースにも入り込み、キレイにしてくれます。
▲動作中の音が静かなのも子育て世代には魅力です。
◆同時発売ルンバニューモデル
同時にロボット掃除機ルンバも新モデルが発表されました。
●ロボット掃除機ルンバ960
iRobot HOME アプリが利用可能。清掃途中でバッテリー残量が少なくなると自動でホームベースに戻り、充電後再開します。
●ロボット掃除機ルンバ876
●ロボット掃除機ルンバ680
より多くの人にルンバ体験をして欲しいと
低価格で実現されたスタンダードモデル。
スケジュール機能やホームベースに戻る自動充電機能を搭載。
今季は、従来のルンバ980に加えて、960、876、680合わせて4機種がルンバのラインナップとなります。
掃除機は多様性を増しています。昔は一家に一台だった掃除機も、今では、クリーナー、スティックタイプ、ルンバタイプといろいろと揃えてその時々の用途に合わせ使いこなしている家庭も多いのではないでしょうか。
ルンバで掃除をし、ブラーバでさらにきれいに。その時間をあなたは何に使いますか?
(文:宗像陽子)