◆子連れで通える パーソナルフィットネス
産後の体重増加が戻らない。脂肪がついてきた。体型が変化した。なんとかしたい。
そんなふうに思う人は多いけれど、ジムには子連れでは行けませんね。
託児付きジムとなるとそれなりのお値段もかかります。
小さい子を持つ親にとってジム通いはむずかしいものです。
今回ご紹介をするのは、子連れで行けるパーソナルフィットネススタジオ「キュットネス」。
中野駅南口より徒歩2分。
▲マンションの5階です
「キュットネス」は、コスメメーカーとアロマサロン運営をしている株式会社ICEが、
2016年3月に新規事業として始めたフィットネスクラブです。
◆ワンルームでフィットネス。子連れでも気兼ねなし♪
マンションのワンルームでのジムなので、全くまわりに惑わされることなく、自分のためのフィットネスが受けられます。
トレーナーは松井さんと藪内さんとのお二人。
ひとりで受ける場合はどちらかの方がマンツーマンで担当になってくれます。
子連れの場合は、なんと担当ではない方が遊んでいてくれます。
広めのワンルームなので、友達の家にでも遊びに来たような気軽さで
トレーニングを受けることができます。
ファミリーで来て、パパとママが交代で子どもを見ながらトレーニングをすることもあるとか。
ベビー連れの場合は、要望に応じてベビーと一緒にできるフィットネスなどを取り入れてくれます。
パーソナルレッスンなので、まずは「どうなりたいのか」をすり合わせます。
たとえば、「運動不足だから体を動かしたい」「マッチョになりたい」
「●キロやせたい」「家でトレーニングをしたいのでやり方を教えて欲しい」などなど。
そういったさまざまな要望に添ってプログラムが作られていきます。
「最初の1~2回は、筋力トレーニングの仕方をサポートしつつフォーム作りを中心に進めていきます。フォームがきちんとしていないまま自己流でマシンを使ってしまうと、体を傷めてしまいます」と松井さん。
▲正しい姿勢とは。体が理解するまで、根気よくコーチが手本を見せてくれます
取材日は、トレーニングをはじめて2ヶ月のママがトレーニングをしていました。
週に2回通っており、今日は運動会の代休だったため、年長の5歳の男の子もいっしょに。
すぐにうれしそうに藪内トレーナーと遊び始めます。
「何度も会ったことがないのに、あっという間に大好きになってしまって」とママ。
これならママも安心してトレーニングができそうですね。
では、スタート♪
◆トレーニングの流れをチェック!
1 まず体重を測ります
「体重変わってな~い」
「でも、体脂肪率はダウンしているようですよ。がんばりましょう」
優しい言葉に、やる気がでます。
2 食事のアドバイスも(回数券を買った人のみ)
要望に応じて、食事のアドバイスもしてくれます。
▲真剣なママの横で、坊やは自分のお仕事
食べたものの写真をスマホに記録しておき、チェックしてもらいます。
「パンと甘いものなど、糖質をダブルで取らないよう気をつけましょうね」
厳しく「ダメ!ダメ」と言われないので、素直にいうことを聞けそうです♪
3 ストレッチをたっぷり
「公園横にできたレストランが糖質オフのメニューがあっていいですよ」
「あ!知ってます」と地域情報を交換しつつ、和気藹々の雰囲気の中、ストレッチ。
4 トレーニング開始
ママのトレーニングの目的は「イケメン」「基礎代謝アップ」。
・大胸筋・大腿二頭筋・大殿筋などの筋肉をマシーンを使って鍛えます。
「もう少し行けそうだな」。トレーナーが適切に判断して、プログラムを進めていきます
・階段昇降など有酸素運動を取り入れて、効率よく脂肪を燃焼させます。
▲これはきつい!汗が出始め、適宜水を補給しながら続けます
・腹筋を鍛えます。
プレートを利用して、何種類か腹筋のトレーニングをこなします。
こうしてみっちりと40分ほど筋力を鍛えました。
「ももの裏がさらに伸びる感じでやってみてください」。アドバイスは、具体的でこまやかです。
じっくりと汗をかく、かなりハードなメニューでした。
その間、ボクは、藪内トレーナーと男同士で(?)、楽しく遊んでいました。
▲「お。そろそろひらがなの勉強か~。すごいな~」
▲「む。ちょっと見せて。懐かしい怪獣だな!」
▲「もっと遊ぼうよ~」
▲「ようし、これでどうだ~」「キャハハハ」
と、とっても楽しそうでした♪
◆無理の一歩先を行ってくれるから力がつく
ママにトレーニングの感想を聞くと
「自分ひとりではなかなかここまでできませんが、フォームをきちんと作ってくれたおかげで安心して前に進められる感じです。
『これ以上無理』のもう一歩先を進めてくれるので、力がつくのかな」
▲この距離感に子どもがいるのも、安心
松井トレーナーからも「前より息が上がらなくなってきていますね。
心肺機能が上がってくるとずっと楽になってきますよ」と言われ
「よし頑張るぞ」とモチベもアップ。
▲頑張ればできるのか、全く無理なのか、トレーナーが判断してくれます
取材したママは、まだ体重の変化はそれほどないものの、
筋力がついたことで日常の慢性的な疲れがなくなったとか。
「下の子(2歳)の抱っこがヒョイとできるようになったので、
日常生活がとても楽になりました」と明るく話してくれました。
◆安い利用料と、温かい励ましで筋トレ継続♪
気になるお値段ですが、月会費なし入会金なしで、コース料金も業界の中では破格の安さです。
それには理由がありそうです。
「どんなに素晴らしいプログラムでも、継続できなければ意味はありません。
自分からやる気になれるようなアドバイスを送ること、ちょっと先を目標にすること。
そのほかに経済的にもやさしいことが継続のポイントだと考えています」(松井さん)
せっかくはじめて結果が出ても、やめてしまってはすぐに元通り。
健康寿命を長く保ち、いつまでも美しい肉体でいるために
長く続けられそうなフィットネス、今日から始めてみてはいかがでしょうか。
(取材:宗像陽子)
■住所:中野区中野3-46-13桃丘ハイツ505
■電話:03-5340-7656
■Mail:qtoness@iceresort.jp