1ヵ月検診でしっかり確認しよう
「子どもの予防接種」と聞くと、ちょっとブルーな気持ちになる方はいませんか!?
乳幼児期に受ける予防接種の回数はたくさん。
初めてのお子さんの場合は、まずどれから受けるのか、から始まりますよね。
各自が病院で受けるものと、時期が決まっていて健診時などに集団で受けるものも。
その場合は、体調不良で受けられないと、次の接種時期が大幅に延びてしまって、
せっかく立てた接種スケジュールが崩れてしまってがっかりすることも。
最近は、生後1年間の間に受けられる予防接種の数も増えました。
兄弟がいる場合には、上の子の時と比べて下の子の時には制度が変わっていたりして、混乱する場合もありませんか。
これに、インフルエンザなど季節で流行する病気の予防接種も加わると、本当に一大仕事だと思ってしまいます!!
特に初めての赤ちゃんを出産されたお母さん達、どんなスケジュールで受けていけばいいのか、分からないという方もいるのではないでしょうか。
現在は、生後2ヵ月から受けられる、ヒブ・肺炎球菌の予防接種があります。この2つは、自治体が公費助成をしていて、無料で受けられる地域も多いでしょう。
その合間に受けられる、三種混合の予防接種があります。その他、医者が薦めるロタウィルスやB型肝炎など、全てを受けたいとなると、生後2ヵ月になった時点からスタートしないと、適した時期に受けきれなくなってしまいます。
と書くと焦りをあおってしまうかもしれませんが、
まずは、出産した病院での生後1ヵ月健診時に、小児科の先生や看護師さんが0歳の間に受けられる予防接種について説明してくれます。
その時に理解しても、また混乱することもあるかもしれませんが、大丈夫。
助産師さんによる家庭訪問を利用して具体的なスケジュールをアドバイスしてもらったり、地域の保健センターなどに電話して聞いてみましょう。
最初の1回受けて、流れに乗る
私が出産後、助産師さんに言われてちょっと気が楽になった言葉は
「まずは最初の1回を受けに行くと、流れに乗れるものなのですよ」。
実際、生後2ヵ月を迎えると同時に、ヒブワクチンと肺炎球菌のワクチンの接種に出向いたところ、小児科医院の受付の方も、丁寧に今後のスケジュールについてアドバイスしてくれました。
それにもちろん、すべて受けなければいけないというわけではありません。
その辺りの判断基準についても、聞いてみるといいかもしれません。
我が家には、生後5ヵ月~小学5年生まで、5人のkidsがいます。
一番上の子の時には別々だった麻疹と風疹のワクチンが、その後混合になったり、一時期停止されていた日本脳炎の接種が数年たって再開されたり、間をおいて受けるよう書かれている同一ワクチンについて、追加接種の時期をすっかり忘れちゃっていたりしたことも。
もう、子どもたちの母子手帳とスケジュール帳とにらめっこ。
母子手帳の予防接種ページを見ていると、スタンプラリーに追われているような気分になってしまうのでした。
今回は真夏に東京から函館に引っ越しましたが、赤ちゃんが体調を崩すこともなく
最初の予防接種の山を越えられたので、ホッとしています。
みなさんも、順調にスケジュール通り受けられますように。
そして、何よりすくすくと丈夫に育ちますように。 (千葉美奈子)