◆さむ〜いこの季節を快適に乗り切る!
毎日寒い日が続くと、気になるのが空気の乾燥や、風邪、インフルエンザなどの感染症。この時期を快適に乗り切る、アロマの活用法をご紹介します!
◆その① 風邪やインフルエンザ予防に、アロマの出番!
風邪やインフルエンは、空気中をとびかうウイルスによる感染症。
空気が乾燥するこの季節、口の中や気道の粘膜も乾きやすくなったり、疲れなどで免疫力が弱まってくると、ウイルスが体内に侵入し風邪やインフルエンザにかかりやすくなってしまいます。
日頃の手洗い、うがい、規則正しい生活に加え、殺菌作用、抗ウイルス作用のあるアロマを日々の生活に取り入れて、風邪やインフルエンザの予防につなげましょう。
風邪やインフルエンザ予防に効く精油は、以下です。
☆ティートゥリー (細菌、ウイルスなどさまざまな菌から守ってくれる万能アロマ)
☆ユーカリ (コアラが好むことでも有名。すっきりとクリアな香り)
☆レモン(果皮から抽出。古くから虫除けや感染症予防に使われる)
☆ラヴィンサラ(免疫力を調節する作用があり、風邪やインフルエンザ予防に効果が期待)
●ティッシュに含ませて芳香浴
上記の精油のうちどれかの精油をティッシュに1、2滴たらし、鼻から香りを吸い込み深呼吸しましょう。
●ディフューザーで寝室に香りを拡散
上記の精油のうちどれかを選び、ディフューザーなど芳香拡散器を使って、夜寝る時に寝室で香りを拡散させましょう。クリアな空気のなか、快適なお休みタイムを過ごせます。
●ルームスプレーで風邪、インフルエンザ予防
殺菌作用、抗ウイルス作用のある精油を使ったルームスプレーを作って、リビングや寝室にシュッシュ。家族全員、元気で冬を乗り越えたいものです。
<風邪予防☆アロマルームスプレー(30ml)の作り方>
【用意するもの】
・無水エタノール 5ml
・精製水 25ml(共にドラッグストアで買えます☆)
・精油 上記の精油いずれかを7滴
(※複数の精油をブレンドしてもOK)
・スプレーボトル(100均で買えます☆)
【作り方】
・ビーカーで計量した5mlの無水エタノールをスプレーボトルに入れる。
・精油を7滴入れる。
・精製水25mlを入れ、できあがり。
使う時は、良くふってから。保存する際は直射日光を避ける。2ヶ月以内に使い切る。以上に注意しましょう。
マスクにふりかけるマスクスプレーとしても使えます。
◆その② お肌の乾燥対策に、アロマの出番!
この時期は、寒さでお肌も乾燥しがち。アロマを上手に使ってかさかさお肌とさよならしたいものです。
保湿効果が期待できる精油は、以下です。
☆カモミールローマン(保湿作用があり、フルーティーなリンゴのような香り)
☆ラベンダー(ハーブの女王ともいわれ、鎮静作用や保湿効果に加え心身の緊張をほどく効果も)
☆ゼラニウム(化粧品の材料としても使われバラのような香りの中にすっきり感も)
●フェイシャルスチームでお肌にうるおいを
洗面器に熱めのお湯を入れ、精油を1、2滴入れてまぜたあと、頭からタオルなどをかぶります。
湯気をのがさないようにして目を閉じ、蒸気が顔にあたるようスチームし、お肌のうるおいをとりもどしましょう。
●お風呂あがりに手づくりマッサージオイルで保湿♪
保湿効果が期待できる精油を活用して、マッサージオイルを手づくり。
マッサージオイルを作るときは、精油の原液は使わず、ホホバオイルなどのキャリアオイル(植物油)で、必ず1%以下に希釈します。
お風呂上がりにオイルを手のひらに適量とり、なじませてから、トリートメントしたい部位にうすくのばして使いましょう。
(※妊娠期や3歳未満のお子さんには使わないようにしましょう。)
<うるおいお肌に☆マッサージオイル(30ml)の作り方>
【用意するもの(でき上がり30ml)】
・上記から好みの精油1〜6滴
・植物油(ホホバオイルなど) 30ml
・ガラスビーカーとガラス棒、保存容器(遮光性)
【作り方】
・ビーカーに植物油30mlを入れ、好みのアロマオイルを加える。
・ガラス棒でよくまぜる。
・保存容器に移してでき上がり。
保存容器は遮光びんが便利。1カ月くらいで使い切るようにしましょう。
この季節、「寒い!寒い!」と言ってばかりいると、体も心もひきこもりがちになってしまいますよね。
おうちに閉じこもりっきりになってしまうと、親子ともどもストレスもマックス(笑)。
体調がよい時はお出かけも適度に楽しみながら、冬のアロマライフを満喫しましょう♪
AEAJアロマテラピーアドバイザー 長島ともこ