目次
「朝のうちに洗濯物を干さなきゃ~」
「ゴミ出ししなきゃ~」
「ちょっとそこまでお買い物」
日常でよくあるシーンですね。
こんな時、すっぴんのまま・・・・、なんてことはありませんか?!
ちょっと外へ出るだけだから、ずっと家の中にいるから・・・・
いえいえ、実は紫外線ダメージは
このちょっとした油断で蓄積されてしまうんです。
特に、5月、6月は年間で一番紫外線が強い時期。
夏の7月、8月ではないのが意外ですよね。
気づかぬうちに、紫外線をたっぷり浴びる
新緑の季節、お天気が良いと気持ちがいいものです。
明るい太陽光は、生態リズムを整え、体温を上昇させ、血行を良くし、
気持ちを上向きにさせる効果があります。
ですが、強すぎる紫外線はお肌にとっては大きなダメージを与えることも。
シミ、シワなどの光老化、皮膚表面のザラつき・ゴワつき、くすみなどを
引き起こしてしまいます。
現在は母子手帳から「日光浴」という言葉が消え、「外気浴」とされています。
適度な紫外線は、ビタミンDの形成や、カルシウムの吸収を高めたり、
代謝を高めるなど、子供たちの成長を助ける役割もあるのですが、
オゾン層の破壊が進む中で、強すぎる紫外線から子どもたちを守ることが必要となってきました。
外気浴は大切だけれど…
紫外線ダメージからお肌を守るには、日焼け止めを上手に使うことが不可欠。
でも、色んな種類があって、どれを選んでいいかわからない・・・・・。
・SPF値とは?
市販の日焼け止めに必ず記載されている「SPF」値。
こちらは紫外線のUVB波というサンバーンや黒色化を引き起こす
紫外線のカット数値です。
現在最大で50+まで表記が可能とされています。
実はこのSPF値、数値が高い=紫外線カット効果が高い、というわけではありません。
SPF値は、いわば紫外線をカットできる「時間」の目安値なんです。
普段ならSPF10~20、屋外でのスポーツやレジャーではSPF30~50+のものを
選びましょう。
・PA+とは?
PAとは紫外線のUVB波という、いわゆるシワ・シミなどの光老化を
促す紫外線のカット数値目安です。
こちらも、普段ならPA+~PA++で十分、長時間屋外で過すときはPA+++以上が
おススメです。
薬局、バラエティショップでは沢山の種類の日焼け止めが
並んでいます。どれがいいのか迷っちゃう・・・。
そんな中で、小さなお子様におススメなのが、パッケージに「ノンケミカル」と記載のあるもの。
ノンケミカルとは、紫外線散乱剤を使用している日焼け止めのこと。
お子様や敏感肌の方への負担を少なく使用することができます。
現在は、オーガニック製品の日焼け止めも多数出ているので、チェックしてみてください。
起床してからは、やることたくさん!
スキンケアやメイクに時間はかけられないよーというママも多いはず。
そんな時は、朝スキンケアの最後に乳液と日焼け止めを混ぜて、顔・首・デコルテなど
気になる部分に一気に塗ってしまいましょう。そのまま腕に伸ばしてもOK。
さらに、お肌に優しいタイプを選べば、お子様に塗ってあげて、そのまま自分にも使えます。
表面のべたつきが気になるときは、ベビーパウダーを薄くつければ汗止めにもなって一石二鳥。
乳液と日焼け止めを混ぜてみて♪
外で過すことが多くなるこれからの季節。
お子様とのお出かけでは、日傘も使いにくくなりますが、帽子や日焼け止めを上手に使って
夏を思い切り、楽しみたいですね! (高橋奈巳)