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【健康】新型ノロウイルスに備え、消毒液の作り方を覚えておこう!

2015.11.16

■今年は大感染の恐れ

秋の気配とともにノロウイルスのニュースが入ってきました。
今年は遺伝子が変異した新型が流行しそうな気配だそうです。

今までと違う変異ウイルスが見つかった年は、必ず大流行している(2006,2012年)ということで、
今の予想ですと過去最悪だった2006年をしのぐおそれもあるとのことです。
(11月3日東京新聞より)

ノロウイルスはとにかく強烈。
発症すれば、ひどい下痢と突然の嘔吐に驚きます。
健康な大人は、何日も苦しむ…とか命に危険が…とかそういうわけではないのですが、
そのときは苦しい。なんといっても感染力が強くて、ヘタをすれば一家総倒れになる危険も。
そして、小さな子どもや高齢者は重症化することもあるので注意が必要です。

毒性は今までと変わらないものの、変異しているため免疫がない人が多く、感染が拡大しやすいとのことです。

ノロウイルスの感染予防には、日々の手洗いとうがいの励行。
けれども、それでも感染力が強いので、感染は避けられません。

■家族一人が感染したとき
他の家族や、周囲の人に広がらないように感染を防ぎましょう。
●顔拭きタオルは家族で使い回さず、使い捨てのペーパーを勧めましょう。
●感染者の下痢便や吐瀉物を拭き取る場合には、家庭用の塩素系漂白剤を使った消毒液を使ういましょう。

自分をまもるだけではなく、他人に広げない意識が必要です。
消毒液の作り方がとても簡単なので、ぜひみなさん覚えてくだささい。

■消毒液のつくり方

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▲とりあえず、これだけでOK。使い捨て手袋と使い捨てタオルも用意しておこう!

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1.    ペットボトルのキャップ2杯(10ミリリットル)に市販の塩素系漂白剤の原液をとり、
2リットル、500ミリリットルの空のペットボトルに入れる

2リットルのペットボトルは、調理器具、設備用に使います

500ミリリットルのボトルは、便用、吐瀉物用に使います(こちらのほうが濃度が濃い)

2.    水をボトルいっぱいに入れて、よく混ぜて使う。

感染者の吐瀉物を処理するときには、使い捨ての手袋を使用。
500ミリリットルのボトルの消毒液をかけます。

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新聞紙や捨てていいタオルをかけて、包み込むようにして汚物もタオルもビニール袋にいれます。

消毒液はまんべんなくかけます。

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ビニール袋をひっくり返して、ビニール袋に全てin。
手袋も捨てます。

 

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感染者のさわるドアノブや水道の蛇口などは、2リットルの消毒液で都度拭きます。

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注意事項
漂白剤は次亜塩素酸ナトリウム濃度5~6%のものを使用すること
作りおきはせず、その都度使い切ること
誤飲しないように「消毒液」とペットボトルに明記すること
十分に換気し、ビニール手袋を着用すること
素早く吐瀉物に消毒液をかけ、新聞紙や古タオルを被せまとめてビニール袋に入れて、きっちりと口をしばって捨てれば、いかに感染力が強いといっても恐るるに足らず。

さっとやれば、家族内の感染も防げます。
ぜひ上記の消毒液のつくり方ややるべきことを読んで、頭の隅っこに入れておいてくださいね。

備えあれば憂いなし!元気にこの秋冬を乗り切りましょう!(宗像陽子)

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