「アッチ・ソッチ・コッチの小さなおばけシリーズ」。ママやパパの中には「子どものころ、大好きだった!」という人も多いのではないでしょうか?
1979年に「スパゲッティがたべたいよう」でスタートした「アッチ・コッチ・ソッチの小さなおばけシリーズ」は、その魅力的な登場人物と楽しいストーリーで、世代を超えて読み継がれている幼年童話のロングセラー・シリーズです。
2019年に40周年を迎えるそう。なんと、アッチも40歳なんですね!
さて、シリーズが40周年を迎えることを記念し、様々な企画が催されるということで、2019年1月11日(金)新宿小田急本店10階の本屋さんSTORY STORY に行ってきました。「小さなおばけシリーズ」の作者角野栄子さんも登場し、企画の紹介や、ブックトークで盛り上がりました。
40周年企画の紹介
■「おばけのアッチCafé」期間限定オープン(2019年1月11日(金)~2月28日(木))
新宿小田急本館10階 STORY STORY
アッチはくいしんぼうのおばけ。「レストランヒバリ」のコックさんです。いつもお客さんが喜ぶおいしいものを作りますが、ちょっと変わったメニューですよね。本のまま再現されているメニューに思わず歌いたくなります。
▲レストラン ヒバリ 「特製アッチのいもむしグラタン」(左)と「ドッチのお手伝いハンバーグプレート」
▲「アッチのパン・パン・パンケーキとげとげアイス添え」
アッチからのお手紙付きのマットやこだわりの内装やフォトスポットなど、アッチ・コッチ・ソッチファンならずともうれしくなる世界観でいっぱいです。
▲アッチからのお手紙つきマット
■全国を巡回するブックワゴン「おばけのアッチのほんだな」完成!
1月の新宿STORY STORYを皮切りに1年をかけ、子どもたちと本の出会いをつくるブックワゴンが全国の書店を巡回します。
▲角野栄子さん
この日、ブックワゴンの除幕式が行われ、角野さんの手で白い布がさっと取り除かれるとかわいらしいブックワゴンが登場。角野さんもとてもうれしそうでしたよ。
ブックワゴンに展示されているのは、アッチがつくるお料理がリアルに再現された食品サンプルやぬいぐるみ。もちろんアッチの本や、角野さんが手がけた本などもスタンバイ。子どもたちが興味が持ったらすぐに手が届くように低い位置に置かれています。
子どもたちが興味を持ってブックワゴンに駆け寄る姿が目に浮かぶようです。
ブックワゴンの場所は随時特設サイトでチェックしてみてくださいね。
■角野栄子 「アッチ・コッチ・ソッチの小さなおばけ書店」丸善丸の内本店で開催!
「小さなおばけシリーズ」をはじめ、角野作品が豊富にそろうスペシャル販売コーナーとともに、「おばけのアッチ・ソッチ・コッチの生まれるところ」と題し、角野先生の生原稿、思い出の写真、執筆道具など貴重な品の展示コーナーが期間限定で出現します(3月31日まで)。また、佐々木洋子先生の原画展も1月16日よりスタートします。
このほか、2019年7月~9月に鎌倉文学館で特別展「角野栄子の世界」が開催。また、2019年秋には、40周年記念「おばけのアッチ・リーディングミュージカル」を上演予定だとか。
歌あり、朗読あり、映像あり。お話の世界が現実につながるような「おばけのアッチ・リーディングミュージカル」。とても楽しみですね。
あなたはアッチ・コッチ・ソッチに会いに、どこに行きますか?
▲STORY STORYは、小さなおばけシリーズの世界観でいっぱい
第2部では「アッチ・コッチ・ソッチの小さなおばけシリーズ」40周年ブックトークが行われました。こちらについては、別稿にてご紹介いたします。子どもを本好きにしたい親にとって、役立つお話がいっぱいでしたぜひ読んでくださいね
→https://www.cocoful.jp/wp/column/culture/entry_13498.html
<おばけのアッチCafé 特設サイト>