2020‐2021ウィンターシーズン到来！

スキー＆スノーボードに、そり遊び。子どもとおもいっきり雪遊びをするなら、なんといってもスキー場です。全国のスキー場が11月下旬から続々とこの冬の営業をスタート。気になるのはやはり新型コロナ対策です。スキー場自体は屋外なので、あまり密になる心配はないように思いますが、レストランやゴンドラは安全に利用できるのでしょうか。

専門家監修のもと、感染予防対策を徹底

全国でスキー場を展開する東急リゾーツ＆ステイ株式会社では専門家の監修のもと、政府のガイドラインや自治体の方針にのっとって新型コロナウイルスの感染予防対策を実施しているそう。その徹底ぶりを「業界トップクラス」と宣言し、自信をのぞかせます。

具体的には、リフト券、レンタル、スクールは事前にWebで事前申し込み・決済が可能。受付時の混雑を避けることができます。
レストランでは座席数を減らして密を避けるとともに、シールドを設置して飛沫防止対策を。屋外や車でも食事ができるよう、使い捨て食器による提供、テイクアウト専用メニューも充実しています。

レンタル品の消毒はもちろん、レンタルウェアの首回りには直接の接触を防ぐ不織布を用意。また、ほぼ全ての窓口でクレジットカードや電子マネーなどのキャッシュレス決済に対応しているので、支払い時の接触も減らすことができます。

ゴンドラ・リフトでは、家族及びグループでの乗車を推奨して案内してくれるというのも、安心なポイントです。

もちろんわたしたち利用する側も、屋外だからと解放的になりすぎずに感染予防対策を心がけることが大切。リフト待ちではソーシャルディスタンスをとって、マスクやフェイスマスクなどを着用し、おしゃべりは自粛するなど「新しい生活様式」にのっとって、できることに取り組んでいきましょう。

子連れファミリーが楽しめるスキー場はどこ？

ママとパパが上級者ならば、小さな子どもをリードしながら滑っているのを見かけたりもしますが……そうでなければ不安も大きいのが子どもとのスキー場デビューではないでしょうか。
ファミリーならやはり子ども向けの設備が充実しているスキー場を選ぶと安心です。

ハンターマウンテン塩原（栃木県・那須塩原市）

首都圏から約2時間というアクセスの良さが魅力の「ハンターマウンテン塩原」には、そりやストライダー、ふわふわ遊具など、子ども向けのアクティビティが充実しています。プラスチック製のスキーで練習ができるハンタマ広場も備え、小さな子のスキー場デビュー、はじめてのスキー体験にもぴったり。
レストランでは、全メニュー持ち出しができる「どこでもランチ」を実施。ゲレンデの定番ラーメンもテイクアウトができます。また事前にWebで予約購入できる「クイックランチパック」の取り組みをスタート。いずれもレストランの混雑を避けることができます。

たんばらスキーパーク（群馬県・沼田市）

首都圏から約2時間という立地にありながら、標高1,250m～1,550mに位置し11月下旬から5月上旬まで営業している「たんばらスキーパーク」。
今シーズンは事前にWeb予約ができる貸し出しルームを設置。6名までのお部屋が5000円/1日で利用できます。密を避けて食事や着替えができるのはもちろん、まだお昼寝タイムが必要な子どものいるファミリーにも便利ですね。
また、駐車場に隣接したレストランを今シーズンは丼もの専門店にリニューアル。ランチボックスタイプの容器なので屋外や車でも食事ができます。

タングラムスキーサーカス（長野県・上水内郡）

北信州・斑尾高原に位置する「タングラムスキーサーカス」は、ゲレンデ下部にホテルタングラムが隣接しているスキーリゾート。滑る以外にも、スノーエスカレーターを備えたキッズパーク、スノーモービルが引くボートで雪原を疾走するスノーラフティング、センターハウス内には室内プールや温泉露天風呂を備えています。宿泊できるスキーリゾートとして、小さな子ども連れを含む親子三世代での利用が多いのも特徴。
今シーズンから新型コロナウイルス感染防止対策の一環として、リフト乗車を円滑にするICゲートの試験運用を開始。密を避けるとともに、より便利で快適に過ごすことができそうです。

蓼科東急スキー場（長野県・茅野市）

東京から車で約3時間、蓼科東急リゾートの施設内にある全3コースの穴場スキー場がこちら「蓼科東急スキー場」です。チュービングやスノーストライダー、スノーレーサーなど家族で楽しめる充実のアクティビティを備え、スキー初体験の親子のための特別なスキー教室も行っています。
ストラックアウトや宝探しなど子ども向けのイベントも定期定期に開催中。
たくさん遊んだ後は、スキー場近くの「蓼科東急スパリゾート 鹿山の湯」で疲れを癒すのもおすすめです。

富士見パノラマリゾート（長野県・富士見町）

山頂から富士山、八ヶ岳、南アルプスから中央、北アルプスまで360度を見渡せる「富士見パノラマリゾート」。3,000ｍのロングコース、初心者にも優しいファミリーゲレンデ、小さな子ども用のキッズパークがあり、大人も子どもも楽しめるゲレンデ構成が魅力です。
アイスクライミング体験ができる氷の壁「サミットフォール」、雪の上を歩くスノーシュー、ゴンドラ山頂から入笠山山頂を目指してのトレッキングなど、ここならではのアクティビティも充実。
アクセスは八王子から約90分、横浜から約130分、静岡から約130分。

新型コロナウイルス対策の一環とはいえ、Web予約やキャッシュレス決済などが広がって、スキー場で身軽に過ごせるのはうれしいニュース。密を避けてのGoToトラベルを、この冬検討してみてはいかがでしょう。