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年末が近づくと気になるのが大掃除のこと。キッチンの油汚れにお風呂のカビ、窓ふきも…… 本格的に掃除をしようと思ったら、ひとりではとても大変ですよね。
酸素系漂白剤「オキシクリーン」シリーズの販売を行う株式会社グラフィコが、2019年末に家庭で大掃除をし、2020年末も大掃除をする予定と答えた20~60代の既婚男女840人に行った調査によると、女性の39.3%、約4割が大掃除を「すべて・ほとんど自分でやっている」と答えたそうです。
興味深いのは、男性(夫)と女性(妻)それぞれに聞いた、大掃除の貢献度。
夫は大掃除の貢献度を「夫:妻」=「5:5」と考えているのに対し、妻は「3:7」と考えていることがわかりました。
こういう意識のギャップが、夫婦ゲンカの原因になったりしますよね。
実際、昨年末に大掃除をめぐってケンカをしたと答えた人に原因を聞いたところ、男性では「自分の掃除のやり方に文句を言われたから」が37.5%と1位に。
もしかすると、ワンオペ大掃除の家庭でも、家族にはシェアする気持ちがある。けれど妻には届いていないというケースがありそうです。
そうと分かったからには、今年こそは上手に息を合わせて大掃除を分担したいところ。カギとなるのが、お互いのやる気をつぶさない&やる気を引き出す「声かけ」です。
株式会社グラフィコが行った調査から、大掃除の際に言われたら「やる気がなくなる言葉」&「やる気が出る言葉」をご紹介します。
あなたが大掃除の際に、配偶者に言われたらやる気がなくなる言葉をお答えください。(5 つまで回答)という質問に、男性では1位「邪魔だからどいて」、2位「そのやり方じゃダメだよ」、3位「まだ終わってないの?」がランクイン。
一方、女性では1位「普段からやっておけばよかったのに」、2位「まだ終わっていないの?」、3位「どうせまた汚れるよ」がランクインしました。
耳が痛い!という人もいるのでは。「そのやり方じゃダメだよ」「まだ終わってないの?」は、子どもの宿題を見ているときにもつい言ってしまいそうな言葉です。大掃除に限らず日常でも使い方に気をつけたほうがよさそう。
逆に、忘れずに伝えたい言葉もあります。
あなたが大掃除の際に、配偶者に言われたらやる気が出る言葉をお答えください。(5 つまで回答)という質問では、「ありがとう」が男性で1位、女性でも2位にランクイン。
「キレイになったね」という相手の努力や結果を認める言葉が男性で2位、女性では1位にランクインしています。コミュニケーションを円滑にしてくれる声かけ、大切にしたいですね。
今回、大掃除に関する意識調査を行った株式会社グラフィコでは、さらに具体的な「大掃除が楽しくなる!家事シェア3大アドバイス」も提案。家事研究家・片づけ講師の香村 薫さんによると、家事シェアを円滑にするコツは「見える化」にあるようです。
「我が家は毎年12月になるとリビングの上に大掃除リストを用意。家族それぞれが気になっていることを書き込みます。あとは「誰が」「いつ」を決めて分担し取り組むルールです。」と香村さん。大掃除をしなきゃと思っていた場所も、家族が気にしていなければムリして頑張らなくていい、とアドバイスします。
予算だけ決めておいて、家族が使う掃除グッズは「好きにしていいよ」と任せると、自主性が育まれるのでおすすめとのこと。家族でホームセンターに出かけて選ぶと楽しそうです。
分かりやすいのは「5分で終了していいよ!」など時間で区切ること。また、「雑巾が真っ黒になるまでね!」と目に見える色で伝える方法もよいそうです。
どれもこのまま使えそうなセリフばかり。迫りくる年末大掃除、「見える化」と「やる気のでる言葉」で家族の力を合わせて乗り切りましょう!
調査概要
1. 調査の方法:インターネット調査
2. 調査の対象:全国の20歳~69歳の既婚男女で、結婚年数1年以上、配偶者と同居しており、2019年末・2020年末の2年連続で自宅の大掃除をする予定である方
3. 有効回答数:840サンプル(20代のみ男女各20人、30~60代は各性年代100人ずつの均等割付)
4. 調査実施日:2020年11月20日(金)~2020年11月23日(月)
株式会社グラフィコ調べ
株式会社グラフィコは、頑固な汚れやニオイが落ちると子育て世代に人気の酸素系漂白剤「オキシクリーン」シリーズの正規輸入販売元。その実力が気になるママは、「#オキシ漬け」で検索してみてくださいね♪