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おでかけ

物流博物館 港区

2019.09.06

港区高輪にある物流博物館は、物流の歴史的な資料があり、物流で働く乗り物に出会える貴重な博物館。子連れで遊びに行けるおススメの場所だったので、ご紹介します♪


▲    かわいらしい外観

◆高輪にある落ち着いた建物の中の博物館

物流博物館は品川駅と都営浅草線の高輪台駅からいずれも徒歩7分程度。

品川駅からだと少し坂道を上るのですが、ゆるやかな坂なのでそこまできつい印象はありませんでした。

エントランスホールには受付があり、券売機で入場券を購入して入館します。


▲    ダンボール工作キットやふろしきの販売もある受付

ベビーカーはエレベーターもあるのでそのまま観覧できますが、受付で声をかけると事務室で預かってもらえます。

ベビーにはおむつ替え用の台もある多目的トイレがありました。授乳をする場合は、スタッフにお願いすると場所の提供が可能だそう。

飲食できるスペースはありませんが、蓋付きの飲み物は廊下で飲むことができるそうです。


▲    館内の案内版

館内見学できるのは3フロア。1Fが物流の歴史展示室、2Fが映像展示室と図書コーナー、地下1階が現代の物流展示室になっています。


▲    江戸時代の車石の展示

歴史を感じる物流の貴重な資料が所狭しと展示されているのですが、扉を入ると早速、江戸時代に使われていた「車石」という石でできたレールが展示されていました。

◆むかしの「運ぶ道具体験」ができる

2階の映像展示室エリアでは、むかしの運ぶ道具体験ができました。時代劇でみたことがあるような運搬用の天びん棒や米俵を担ぐ体験ができます。


▲    むかしの運ぶ道具を使い、約10キロの荷物を運んでみて!

他にも、小さな子どもでも実際に体験できる道具もありましたよ。


▲    おでこに紐をひっかけてかごを運ぶ体験

そしてここでは、毎月1回大人向けに、物流に関する映像のマンスリー上映会があるそう。

また、毎年クリスマス時期にはサンタクロースの上映会があるとのこと。サンタさんもプレゼントを子どもたちに届ける、物流業界の方ですから!

◆時代を象徴するような物流の歩み

1階の歴史展示室では、江戸時代から昭和までの物流のあゆみを紹介していました。


▲    生活に欠かせない物流の歴史

江戸時代には主に馬や牛が陸上でモノを運んでいたのですが、宿場から宿場の間で担当の馬や牛や人がいて、宿場で荷物を積みかえて荷物を運ぶという物流のシステムがしっかり構築されていたことに驚きました。

昭和の初め頃には、東京から大阪まで、翌日配達できる宅配便のようなサービスがあったと聞いてさらに驚きました。


▲    奇跡的に未開封で残っていた木箱に入った“朱墨液”

また、現在は透明のプチプチやダンボールなどが主流の梱包用の資材も、昔は藁や木箱だったという貴重な資料が展示されていたのも面白かったです。


▲    「貨物を運ぶ」という視点で働く乗り物を知ることもできる

◆現代の物流が展示されている地下1階

地下1階では現代の物流産業の様子がわかる展示がたくさんありました。


▲    ジオラマの精巧さは必見

現代物流の要となる空港、港湾、鉄道、トラックの各ターミナルのジオラマ模型は、細工が非常に細かくて、物流業界は昼夜問わず動いていることもわかり、ずっと見ていたくなる場所でした。


▲    ゲームや映像は大人も夢中に!

 


▲    ガントリーンクレーンの操縦席からの映像も!

物流ゲームのコーナーや物流情報・クイズのコーナーがあり、また、新幹線がどのように運ばれるかという映像など、普段は知ることができない裏側の映像が盛りだくさんでしたよ。

◆子どもが夢中になるプレイスポット

地下1階のフロアには、靴を脱いで遊べる物流体験コーナーがありました。


▲    物流に関するパズルや絵本もたくさん!

 


▲    子ども用のJR貨物の制服、格好いい!

受付でお願いするとJR貨物やヤマト運輸など物流会社の制服を着ることができ、貨物列車「桃太郎」の実物大写真パネルの前で撮影もできました!


▲    畑からスーパーまでの物流など身近なことから学べる

また子どもがいるスタッフが中心になって作ったという、オリジナルのタウンシートは手作りのアイテムと併せて、モノの流れを学びながら遊べ、子どもはとっても夢中になっていました。


▲    スタッフが子どもと遊びながら作ったオリジナルのおもちゃ

荷物を積んで運んで積み替えて、と遊び方を体得していたのも面白かったです。

◆知識も深まり興味も刺激する博物館
いかがでしたでしょうか?


▲    キットを購入することもできる

夏休みにはダンボールを使って船やトラックを作る工作イベントや、ふろしきでエコバック作りなど楽しい体験もできる物流博物館。


▲    「ふろしき」は物流の元祖⁉

帰り道ではトラックを見つけては「あれは野菜を運んでいるのかな」など、物流について少し理解が深まった様子。

家に届く荷物や、街で目にする貨物列車など、子どもが身近なモノの流れに興味を持ったら行きたい、疑問が解決する頼もしい場所!

“はこぶをきわめるミュージアム”、物流博物館にぜひ遊びに行ってみてください。

物流博物館
■住所 : 東京都港区高輪4-7-15
■電話 : 03-3280-1616
■休館日 : 毎週月曜日及び毎月第4火曜日
(但しこれらが祝日・振替休日の場合は、その翌日)
祝日の翌日・年末年始(12月28日~1月4日)・展示替・資料整理期間
■入館料 : 大人(高校生以上) 200円
65歳以上      100円
中学生以下     無料

(取材・文/アネモネ)