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おでかけ

東芝未来科学館 神奈川県川崎市

2019.11.08

子どもの「なんで?どうして?」が高度になってきたら行ってほしい「東芝科学未来館」。我が家も3歳児と遊びに行ってきたので、ご紹介します♪

◆    雨でも大丈夫!な好立地

東芝未来科学館は、JR川崎駅西口から1分。雨の日でも傘を差さずに行ける好立地です。


▲ 改札を出たら案内があるので迷わず行ける

駅から向かうと東芝のオフィス受付がある3階につながっているのですが、ベビーカーで行くとオフィスのエレベーターで科学館入口がある2階に案内してもらえました。

歩いていく場合はエスカレーターでそのまま2階入り口から入館可能で、入口すぐにはインフォメーションがあり、こちらで館内案内図をもらえます。


▲    2階エントランスとインフォメーション

館内はゆったりとしているのでベビーカーで見学も可能です。奥にはベビーカー置き場も完備されていました。そばにはおむつ替えのできる多目的トイレもあり、パパも安心です。

飲み物は椅子に座ってならOKだそうです。館内には食事をする場所はありませんが、すぐ横はラゾーナ川崎なので飲食できる場所はたくさんありますよ。

館内はワンフロアで、さらっと回るとすぐに見学できますが、ひとつひとつが奥深いので、あっという間に時間が経過していました。

◆    無料の施設とは思えないクオリティ

東芝未来科学館は「人と科学のふれあい」をテーマに、日本を代表する企業である東芝が地域社会貢献も兼ねて運営する科学館。

家電のみならず、電力や送変電など様々な産業にかかわる歴史ある企業ならではのこちらは、一般的な科学館とはまた違った視点で科学を学ぶことができます。


▲   フューチャーゾーンの様子

電車や駅の自動改札、飛行機の監視システム、燃料電池や発電所などエネルギーに関わること。とにかく身近なところにたくさんの科学が潜んでいます。

科学の仕組みを学ぶことで、それが何につながっていくのか、それを利用して何ができているのかまでがよくわかる、子どもだけでなく大人にもおススメしたい科学館でした。

館内には社会科見学の小学生や研修らしきスーツ姿の大人で賑わっていました。もちろんベビーカー世代の子どもも見られましたよ♪

◆    科学の実験をたくさん体験できる!

未就学児でも遊べるエリアの中でおススメをご紹介します!


▲ 髪が逆立って大盛り上がり

サイエンスゾーンにある静電気の実演は、小さな部屋に入って50万ボルトの静電気を通じたボールに触れながら、静電気で髪の毛が逆立つのを中のモニターで確認もできます。

静電気の不思議を体験し「面白いけど、何で?」と理由を知りたくなる体験型のエリア。


▲ 自分の描いたイラストが何で画面に⁉

また描いたイラストが画面に映し出されて動くコーナーも子どもには人気だそうです。自分が描いたカニが画面に現れると、大盛り上がりでした。


▲ 超電導の仕組みの実演はお見逃しなく

科学の実演では、マイナス196℃の液体窒素を使って、超電導の仕組みを実演していました。
この実験、実はリニアモーターカーのしくみを楽しく学べるコーナーで、必見ですよ!


▲ ナノライダーで1/100万ミリの世界を体験

フューチャーゾーンでは大画面のスクリーンでセンサーを体験できるコーナーや乗り物型でゲームのように遊びながら半導体のナノの世界を1/1 で体験できるコーナーもあり、小学生も夢中になっていましたよ。


▲ 頑張ってエネルギーを蓄積させて!

電車好きには自家発電で水素を発生させて電車のジオラマを動かせるエリアはおススメです。

◆    サイエンスショーは必見!

東芝未来科学館では、イベントが多く開催されているのが特徴的。なかでも予約不要で毎日開催されている“サイエンスショー”は、30分程度のショーを館内中央にあるスペースで椅子に座って観覧できます。


▲ サイエンスショー「見えない空気のすごい力」

色々なサイエンスショーがあるのですが、遊びに行った日は、“明かりのサイエンスショー”という内容で、アーク灯や白熱電球、LEDなど明かりに関する実験を紹介。

未就園児には難しいかなと思いましたが、日常生活のどこに通じているかなど、話がとてもわかりやすく、子どもたちは夢中でした。

また、参加型で楽しめるようにショースタッフから声がけがあるのですが、例えば「この色が混ざると何色になると思う?」という問いかけにもみんな積極的に参加していました。

東芝未来科学館のイベントは予約制のものもあり、月ごとにスケジュールがアップされるので気になる科学を解明しに行けますよ。

◆    未就学児でも楽しく学べて遊べます♪

科学館、というとちょっと苦手意識のある人も大丈夫。子どもにもわかりやすいように工夫がたくさんされているので、大人も一緒に遊んで学べるのは魅力的でした。

また、科学が得意分野かと思われるパパが、目をキラキラさせて自分の子どもに詳しく解説しながら館内を回っている場面にはほっこりしました。


▲    科学の絵本もたくさんありました

我が家の子どもも“磁石”に興味を持ち、もう説明ができないと嘆いていたところ、東芝未来科学館で磁石の実験イベントがあるそうなので、再訪予定です!

いかがでしたでしょうか?
雨の日のお出かけにもおススメ、晴れていればすぐ横のラゾーナ川崎の広場で体を動かすこともできるとても恵まれた環境でした。

子どもはパパと東芝未来科学館、ママはお買い物という素敵な時間も持てるかも⁉

遊びながら科学の基礎を学べる、そしてそれが生活のどこに通じているかまで学べる、とても楽しい科学館でした。ぜひ遊びに行ってみてください!

東芝未来科学館
■住所 : 神奈川県川崎市幸区堀川町72番地34
スマートコミュニティセンター(ラゾーナ川崎東芝ビル)2F
■電話 : 044-549-2200
■最寄り駅 : JR川崎駅西口より 徒歩1分、京浜急行線川崎駅下車 徒歩7分
■開館時間 : 火~金曜日 9:30~17:00、土・日・祝 10:00~17:00
■休館日 : 月曜日(祝日を除く)・第4日曜日・当館の定める日
■入館料 : 無料(小学生以下は保護者同伴)
画像提供:東芝未来科学館
(取材・文/アネモネ)

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