世田谷区にある玉川野毛町公園は、かつてはゴルフ場だったところに開設された公園です。

園内には、帆立貝式の前方後円墳の中では日本 最大級といわれる「野毛大塚古墳」や野球場、テニスコート、子どものための野外活動施設であるデイキャンプ場 （大人だけでの利用や飲酒は不可）、夏季はプールもある充実した公園。

我が家もお気に入りの公園のひとつなので、早速紹介します♪

車でのアクセスの良さも魅力

玉川野毛町公園の最寄り駅は、東急大井町線の等々力駅です。
駅からは徒歩10分程度ですが、駅付近にはお店も多いので、もし買い忘れがあっても安心です。

等々力渓谷とも近く、ちょうど玉沢橋にあがると公園の近くに出ます。駅から等々力渓谷の遊歩道を散歩しながら向かうのも涼しくていいかもしれません。

公園から少し歩きますが、大型のファーストフード店も近くにあるのでランチを挟んで遊ぶことも可能です。

園内は広いので駐輪場も数か所あります。目的を決めて、そのエリアのそばにとめるのがおススメです。園内の移動はかなり歩きますので。

もしくは、田園調布駅と千歳船橋駅を結ぶバスの野毛町公園前のバス停なら公園の目の前にとまりますし、公園には19台（うち1台は車いす専用）駐車場もあります。

場所が環八通り沿いなので車でのアクセスは抜群です。駐車料金も30分100円というのもうれしいですね。

幼児におススメの屋外プール

玉川野毛町公園には夏季期間に限り、屋外プールが利用できます。一般用と幼児用のプールがあって、幼児は無料でした。付き添いの人は50円だったので、今回4歳の子どもと行ったところそれが適応され、親子で50円で入場できました。

▲ 屋外プールは夏季のみ営業

一般用のプールは遮るものがないので日差しが直撃しますが、幼児用のプールはうまく木陰を利用して大人も涼むことができ、気持ちが良かったです。

広さも程よく、監視員のお兄さんが子どもたちに向かって水をまいてくれたり、アットホームでのんびりした空間でした。

水深0.8ｍからの一般のプールも利用でき、100cm満たないくらいの子どもでも保護者同伴で深いところにいかなければ安心して遊べました。

また水深があることで、スイミングを習いたての息子はもぐる練習を思いっきりできて楽しそうでした。

じゃぶじゃぶ池などとは違って、親も水着を着用する必要がありますが、ビーチボールで遊ぶこともでき、子どももまた行こうね、と何度も言っていました。

利用ルールなどは年度によって変わることがあるので 、公式ホームページでご確認ください。

公園の中に前方後円墳（帆立貝式）が ある

遊具のあるエリアの最大の特徴が、東京都指定史跡である野毛大塚古墳があること。
墳丘の全長は82メートル、高さ約11メートルの帆立貝式としては全国でも最大級だそう！

▲ 歴史が好きな人も遊びに来る

下から見上げても楽しいですが、階段があって墳頂まで登ることも可能です。

▲ 整備されているので歩きやすい

またどのような遺物がどこから出土したのかがわかるようタイルで復元されていました。遊びながら歴史を学ぶことができて、なんと素晴らしい♪

▲ 墳頂より野球場をのぞむ

ちなみに5世紀の古墳時代にあたる野毛大塚古墳からの出土品は、国指定重要文化財と して東京国立博物館の特別展でも展示されたそうです。

とにかく広大な自然あふれる公園

遊具のあるエリアはとにかく空間が広いのが特徴。

▲ 遊具はブランコなど他にもたくさん

遊具と遊具の間もとても広く距離が保たれており、とにかく大きくて高い木がたくさんあったのが印象的でした。

▲ 高くてすらっとした木が印象的

遊具もアスレチック要素のある魅力的なものがたくさん。

▲ 全身を使って運動ができる要素たっぷり

子どもたちが思いっきり体を動かせる遊具が印象的ですが、とにかく広さがあるので走り回って遊ぶことができるようになっていました。

▲ 世田谷区とは思えないほど自然がいっぱい

自然がいっぱいなので、昆虫にもたくさん出会えて、見たことのない大きな虫が一生懸命巣を作っていて、色々観察もできましたよ。

区民の憩いの場

園内にあるテニスコートや野球場、デイキャンプができる施設、バスケットゴールなど、区民の憩いの場。

休憩できる場所はちょこちょこあるのですが、木陰は少なめな印象。ところどころに自販機はありますが、広いので水分は忘れずに調達していきましょう♪

また、出店は土日が中心となりますが、軽食、デザート等のキッチンカーの出店もあるようです。

いかがでしたでしょうか？
1年を通じて大人から子どもまで楽しめる魅力いっぱいの公園でした。ぜひ遊びに行ってみてください♪

(取材・文　アネモネ）