厄除けで有名な川崎大師・平間寺。そこに隣接する「大師(だいし)公園」に遊びに行ってきました。予想を超える楽しさに、子どもも大喜び。早速、ご紹介します!
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大師公園へは、JR川崎駅からバスが出ています。電車では京急川崎駅から出ている京急大師線に乗って川崎大師駅か東門前駅から徒歩10分程度です。
公園には60台収容できる専用駐車場があります。2時間までは400円で、以降30分ごとに50円の料金設定でした。
平日でも多くの人が遊びに来るそうで、休日の昼頃に行ったのですが、専用駐車場には順番待ちの列ができていました。割高ではありますが、周辺には民間のコインパーキングがいくつかあるので、車で行っても困ることはなさそうでした。
園内や公園周辺には自動販売機がたくさんあるので、飲み物には困りませんが、広い公園なので、すぐに食べ物などを調達するのは難しいと思います。買い忘れがあれば駅周辺で用意することをおススメします。
広さ約8万8千㎡を誇る大師公園には、テニスコートやゲートボール場、野球場が2つあります。遊びに行った日は休日だったので、2つの野球場で試合をして賑わっていました。
夏には大師プールと呼ばれる市営プールや噴水とカナールと呼ばれる人工の小川も公園内に流れていて、子どもたちが水遊びできる場所がたくさんあります。とにかくたくさんの人で賑わう、でも広いので思いっきり遊べる、市民の憩いの場でした。
公園エリアもとにかく広い。子ども広場、幼児コーナーもある芝生公園、わんぱく広場、こども文化センターも併設されています。公園の中に普通の公園がいくつも入っているとイメージするとわかりやすいかもしれません。
さらに桜が綺麗な「さくらの園」、そのお隣には、中国の瀋陽市と川崎市の姉妹都市提携5周年を記念して造られた中国式自然山水庭園「瀋秀園」があります。こちらもこのエリアだけでも見ごたえのある立派な施設で、大師公園の充実した雰囲気、伝わりますでしょうか?
それではエリアごとに見どころをご紹介しましょう♪
野球場の間を抜けて向かったのは、子ども広場と呼ばれるエリア。くじら広場、とも言われているようです。こちらでは未就園児を多く見かけました。
まず現れたカラフルな遊具「べか船」は、昔、大師地区で盛んに行われていた海苔とり船をモチーフにした複合遊具で、船長さんになった気分で冒険ができる、たくさんの遊びができる面白い遊具です。
それから斜面を駆け上がることができ、石を使って登れる場所があります。ここは両サイドの下が砂場になっていて、比較的小さな子どもも全身運動をしながら、何度も登っては滑るを繰り返していました。こちらもくじらのような形で設置されているので、多くの子どもが広く遊べて、とっても楽しそうでした。
このエリアだけでも、子どもは大興奮で全く動く気配がなかったのですが、その頂上から向こう岸が見えると、まだまだ楽しそうな場所があると歓声をあげていました。
子ども広場の先には広大な芝生が広がっています。テントを張っている家族も多く見られピクニックもできます。お正月にはここで凧揚げをしたら楽しそう!とワクワクしました。
管理事務所では遊び道具の貸し出しをしています。バトミントン、なわとび、フラフープ、竹馬など、公園遊びを満喫できるグッズが揃っているので、尋ねてみてください。
また幼児コーナーとして、未就学児とその保護者だけが入れる柵のある公園エリアがあります。柵で囲われているので、外で大きな子どもがボール遊びをしていても安心ですね。
かわいらしいぞうさんのすべり台と小さな子向けの遊具があり、こちらもコーナーとはいえ小さな公園並みに広いので、よちよち歩きのベビーちゃんもOKです!
また芝生公園を囲むようにカナールと呼ばれる人口の小川が流れていて、木製の橋がかかっていました。
例年4月29日から10月末まで水を流しており、川幅もしっかりとある、大人気のエリアです。公共の駐車場側には噴水広場も隣接していて、この周辺では子どもが水遊びする姿が多くみられるそうです。
元気な幼稚園児や小学生におススメなのがわんぱく公園エリアです。
全長約17メートルのカラフルローラーすべり台や、ターザンロープなど、公園の目玉遊具がこれでもかというくらい、目白押し!
くるくる回るローラーの上を走る遊具もあって、ちょっとしたアスレチックというレベルでしょうか。
そうかと思えば、かわいらしい色合いの子ども向け遊具もあって、兄弟で行っても楽しめる工夫が見られましたよ。
そして印象的なのは、園内に大きな木がたくさんあり、その木の下にはかわいいベンチがあり、ベンチにもできる大きなタイヤも設置されて、思い思いに休憩していました。
これだけたくさんの遊び場があって、広大で、大師公園ってなんてすごいのだろうと思っていたら、見どころがまだありました。瀋秀園(しんしゅうえん)という中国式自然山庭園です。
入ってみたら、とても立派な庭園で、錦鯉、カメ、小魚のいる秀湖には鴨も泳いでいました。入口の真正面奥には滝もあり、ちょうど紅葉が美しく、気持ちのいい散歩ができました。
なんだかとても癒されるこの庭園、季節ごとにボタン・ハス・金木犀・梅をはじめ四季折々の植物が植えられています。
こちらでは「鈴虫の音色を楽しむ夕べ」や「二胡と琵琶のミニコンサート」といった四季折々の風情を感じるイベントも開催しているそうです。
ベビーカーや動物を連れての入園はできませんが、無料で入れるので、遊具でいっぱい遊んだあとは、こちらでクールダウンしましょう♪
いかがでしたか?とにかく、親子でここはすごいねと驚いた、超おススメの大師公園。思いっきり遊んだ後は、川崎大師に足を運びました。
公園から川崎大師の大山門までは、徒歩1分くらい。参道には名物の飴屋さんや老舗のお蕎麦屋さん、くずもちやお汁粉も楽しめます。
日本でも屈指の厄除け大師に隣接する「大師公園」に、ぜひ遊びに行ってみてください♪
(取材・文/アネモネ)
名称 | 大師公園 |
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WEB | http://www.iei-kouen.jp/daishikouen/ |
住所 | 神奈川県川崎市川崎区大師公園1 地図を見る |
アクセス | 京急大師線「川崎大師駅」または「東門前駅」から徒歩約10分 JR川崎駅から市営バス「川03、04、05」系統で「台町」下車 徒歩約4分 |
お問合せ | 電話 : 044-276-0050
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関連情報 | <瀋秀園> <噴水・カナール> ※その他臨時休止あり、最新情報は公式HPにてご確認くださ |
駐車場情報・駐車料金 | 普通車:2時間以内 400円 超過30分毎 50円 入場時間:5:00から22:00まで 収容台数60台 |