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ドラえもんが大好きな4歳の子どもと一緒に「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」に行ってきました!家族みんなが笑顔になるとても素敵なミュージアムだったのでご紹介します♪
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川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアムは、2011年に開館し2021年で10年目、2021年4月には来場者数が400万人を突破したそうです! ここはたくさんの人に愛されている、藤子・F・不二雄先生の「夢」と「ふしぎ」と「遊びゴコロ」に出会えるミュージアムです。
電車では小田急線向ヶ丘遊園駅から徒歩16分、JR南武線宿河原駅から徒歩15分くらいです。子どもと一緒だともう少しかかるイメージでしょうか。小田急線・JR南武線登戸駅からは川崎市バスによる直行便が運行しています。所要時間は9分程度で、およそ10分に1回くらい出ていてミュージアムの前に停まるのでおすすめです。
川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアムには駐輪場があるので、自転車で行くことも可能です!
場所は神奈川県の川崎市、生田緑地のあるエリアです。ミュージアムには駐車場がないので、車の場合は近隣のコインパーキングを利用します。週末など混みあう日は駐車場が満車で見つからないという声もあるので、事前に予約できるコインパーキングを利用したり、駐車場の場所をチェックしておくといいですよ。
チケットは事前にローソンで購入する完全予約制です。入場予約できる時間は1日7回で、10時から1時間ごとに入館予約でき、予約した時間から1時間の間に入館します。入れ替え制ではないので早い時間に予約すればその分長く滞在できます。入館にはローソンで発券したチケットが必要なので、ネット予約した場合は発券もお忘れなく。公式サイトに詳しい予約方法が書いてあるので、確認してください。
子連れで行くなら、2階と3階がおすすめです。2階には保護者同伴で未就学児まで入れる「キッズスペース」があります。靴を脱いでくつろげるので、兄弟で来たときにベビーちゃんはこちらで過ごすのもよいですね。すぐそばに授乳室もありました。
3階には「ミュージアムカフェ」と屋外に広がる「はらっぱ」があります。たくさんのキャラクターやドラえもんのひみつ道具があるので、小さな子どもも大喜びです。
館内はベビーカーでの移動はできかねるので、抱っこひもをお忘れなく。ベビーカー置き場は1階にあります。おむつ替えができる多目的トイレは1階と2階にあり男性の使用も可能です。子ども用のトイレは1階です。
住宅街にありスーパーも少し歩く場所にあるので、買い忘れがあれば駅前で調達するのがおすすめです。
ミュージアムは3階建てで、エントランスは1階にあります。わが家は週末の10時の回に予約をして、少し早めに到着しました。並んでいるとミュージアムの壁面にも工夫があるので、退屈せずに過ごせました。並び方やチケットの確認、消毒の流れもゆとりがあるので、入館してもゆったりとしていた印象です。
入館すると代表作のカラー原画を中心に展示した「展示室Ⅰ」や「ヒストリーロード」「先生の部屋」といった、大人のファンもたまらない展示がたくさん。先生の部屋は子どもも不思議そうに見ていました。先生の大好物だったある食べ物の袋がゴミ箱に捨ててあり、見どころは満載です。遊びに行ったらチェックしてみてください。
キャラクターのグッズがたくさん揃うミュージアムショップは1階にあります。ぬいぐるみから文房具、ジャイアンのTシャツやタケコプターなど、欲しいものがたくさん!ここは出口に通じているので、ミュージアムを楽しんだ最後のお楽しみにしてもいいですし、最初にチェックして欲しいものを下見してもいいですね。
2階の「展示室Ⅱ」では、貴重な展示資料に真剣に見入る人が多くいました。展示室は美術館のように静かにじっくりと鑑賞するイメージですが、子どもも多いため「これは何?」というような話し声も聞こえます。
大人は昔の原画や、漫画の原稿など子どもの時に読んでいたものが目の前にあり、当時の記憶がよみがえってきます。子どもも、「昔のドラえもんと違うんだね」などと新しい発見があったようです。
2階にある「Fシアター」ではオリジナルショートムービーが上映されています。追加の入館料もかからず、20分毎の入れ替え制です。ドラえもんも登場するオリジナルの短編アニメをみることができ、時間も短く、子どもでもじゅうぶんに楽しめる内容です。特に藤子・F・不二雄先生の漫画で育った大人にはおすすめです。終わった後のちょっとした仕掛けもお楽しみに。
シアターの待ち時間には隣接する「みんなのひろば」で“すこしふしぎな体験”がいろいろ楽しめました。タブレットを使って野比家を覗いたり、オリジナルスタンプが作れたり、ガチャガチャがあったり、遊びと夢がつまったエリアです。
ドラえもんの漫画を読んでいたらご存知の「きこりの泉」がありました。きれいなジャイアンが登場すると並んでいるみんなからも笑いが出てきます。結構力がいるので、頑張って!
3階には「ミュージアムカフェ」があります。こちらを目当てに来る人もいる、人気のカフェです。屋上の「はらっぱ」が見渡せ気持ちのいい空間でした。時間によっては待ち時間が長いので、先に整理券をもらってから見学するか、朝一番はすいていたので待つことなく楽しめましたよ。
印象的だったのは、他のテーブルのパパが大切そうにコースターやペーパーシートを持ち帰っていたこと。ファンには本当にたまらない、ちょっとしたアイテムも宝物になっちゃいます。キャラクターのラテアートや飲むとドラえもんやドラミちゃんになれるドリンクなど、ユニークなものも。
かつ丼やアンキパンのフレンチトーストなど楽しめました。新しいメニューもシーズンで登場するので次はどんなものがでるか楽しみですね。
屋上「はらっぱ」はキャラクターと遊べる広くて楽しい空間。写真も撮れるので、大人から子どもまで大興奮でした。
ギフトコーナー「藤子屋」が屋上にあり、小さな店内ですが、ドラえもんの大好物「どら焼き」や「アンキパンラスク」など人気商品が売っています。ベビーのいるママ友には「ドラえもんボーロ」がおすすめ!大人気の「タケコプター」もこちらで買えるので、装着して遊ぶと楽しさが増しますよ!我が家もお友達へのお土産にしました♪
いかがでしたか?大人も子どもの頃の記憶がよみがえり、ワクワクし、みんな笑顔だったのが印象的でした。取材にあたり「お子様のはじめての美術館になっていただければ」というお話がありました。子ども向けに作られた施設ではなく、子どもも大人も楽しめるミュージアムであるからこそ、家族の大切な思い出になるのかなと思いました。
わが家の息子は一ヶ月たっても「とっても楽しかった、早くまた行きたいね。」と話しています。大人は童心に帰れ、子どもは未来への思いが膨らむ、とっても素敵なミュージアムでした。ぜひ遊びに行ってみてください。
(取材・文/アネモネ)
名称 | 川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム |
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WEB | http://fujiko-museum.com/ |
住所 | 神奈川県川崎市多摩区長尾2丁目8番1号 地図を見る |
アクセス | 小田急線およびJR南武線登戸駅より川崎市バスによる直行便が運行 小田急線向ヶ丘遊園駅 徒歩16分JR南武線宿河原駅 徒歩15分 |
お問合せ | お問合せダイヤル : 0570-055-245 |
関連情報 | ■開館時間 : 10:00~18:00 |
駐車場情報・駐車料金 | なし |