神奈川県藤沢市で江の島を望む場所にある「新江ノ島水族館」に遊びに行ってきました♪海と水族館の生き物たちに癒されるとっても素敵な水族館でしたので、早速紹介します。
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神奈川県の観光地「鎌倉」のほど近く、江の島のそばに「えのすい」と呼ばれる新江ノ島水族館はあります。江の島の中ではなく、電車では小田急江ノ島線の片瀬江ノ島駅から徒歩3分の場所です。江ノ島電鉄の江ノ島駅や湘南モノレールの湘南江の島駅からは徒歩10分程度と公共の交通機関でもアクセスしやすいです。
ご存知の通り鎌倉周辺は人気の観光地。水族館に直結した地下駐車場がありますが提携してはおらず、駐車料金は比較的高めです。電車で行くほうが渋滞にはまらず堪能できそうです。
館内には生きものをモチーフにしたアイスやパンなどの軽食を扱うカフェや、出口横にある「湘南カフェ」では名物のしらす丼も楽しめます。周囲には年パスを持っていると割引になるレストランもあり、再入場も可能なので食事には困りません。
ベビー連れにも安心でおむつ替えスペースや授乳室もあり、多目的トイレもあるのでパパのおむつ替えも可能です。荷物が多くても有料のコインロッカーがあるので身軽に楽しめ、ベビー連れにも優しい施設です。
新江の島水族館は小さな子どもから大人まで楽しめる工夫がたくさん。魚を近くで感じられ、大人向けの幻想的な雰囲気がありながらも、子どもが見やすいように作られていると感じました。また相模湾は海洋生物の宝庫として世界的に知られているそうで、えのすいでは相模湾と太平洋の生物をいろいろな角度から知ることができます。
子どもに人気の「クラゲ」のエリア、えのすいでは「クラゲサイエンス」というクラゲの不思議な生態や生活誌を紹介しています。2021年の5月には江の島の海で新種クラゲが発見され「ワタボウシクラゲ」と命名されました。世界初展示となるワタボウシクラゲ必見です。
また「クラゲファンタジーホール」はまるで宇宙にいるみたいに幻想的で、世界有数のクラゲが集まっています。実はママ友に「新江ノ島水族館、すごく楽しかったよ!」と報告したら、「クラゲが素敵な水族館でしょう?」とすぐに返事がきました!大人も子どもも魅了する素敵なエリアです。
日本でもウミガメを見ることができるのをご存知でしたか?日本は北太平洋で唯一のアカウミガメの繁殖地で、相模湾には初夏から秋、アカウミガメ、アオウミガメ、タイマイ、オサガメの4種が回遊してくるそうです。
そしてえのすいでおすすめなのが「ウミガメの浜辺」です。屋外にあり、上からも真横からもウミガメの泳ぐ姿を楽しめます。ウミガメが暮らしやすい環境を考えて作られた施設で、幸せそうに気持ちよさげに泳ぐ表情が印象的でした。
えのすいでは「コツメカワウソ」や「カピバラ」といった水辺にいる動物にも出会えます。遊びに行った日は休止中でしたが、カピバラに有料の餌やり体験ができるそうです。カピバラの餌やりは珍しいですし、早く再開するといいですね。
この日はカピバラの向かいにある場所で「さかなにごはん」という魚に餌をやれる体験ができました。ガチャガチャで餌を買うのですが、子どもは楽しそうに体験していました。先着順で餌には限りがあるので、もし気になったら先にこちらに行くと安心です。
えのすいの「イルカショースタジアム」は湘南の海に浮かぶ富士山や江の島の美しい景観も魅力です。「えのすいトリーター」と呼ばれる飼育スタッフが、イルカやアシカを大切な仲間として紹介、ショーをする姿や最後にお客様にかけるメッセージが愛にあふれていて心が洗われました。えのすいは「バンドウイルカ」の繁殖に力を注いでおり、旧江の島水族館の頃より50年以上に渡り繁殖にも力を入れてきました。繫殖下5世まで及ぶのは非常に珍しいそうですが、その理由がわかる気がしました。
そうそう!えのすいの水は海水なので、飛んでくる海水にはご注意を。それでもやっぱり前の方で水を浴びるのが醍醐味ですよね!海の香り漂う場所でイルカの声を聞ける、最高のシチュエーションでした。
えのすいは深海生物の研究の最前線を知ることができる貴重な水族館。さらにJAMSTECの「しんかい2000」が展示されていました。しんかい2000は水深2000メートルまで潜ることができる有人潜水調査船で、機械遺産にも認定されている貴重な潜水船です。しかもここではしんかいのコックピットもみることができました。普通の船のコックピットと比べてももちろん狭くて、ここに座って深海を潜る様子を想像したら……!
潜水船はファンも多く、20年以上活躍したしんかい2000がえのすいでは間近で見ることができるので、これを目当てにくる人もいるくらい貴重な展示でした。
えのすいでは毎月楽しいイベントが企画されていて、子どもが参加できるワークショップや閉館後に参加できる「ゆかたで水族館」「おひとりさま水族館」などユニークな取組みもあるのです。過去には小学3年生~6年生の子ども、3歳以上の親子限定で「お泊りナイトツアー」や「日帰りナイトツアー」という、夜の水族館に潜入できる夢のようなイベントも。また開催したら、ぜひ親子で参加してみたいなと思っています。
いかがでしたか?新江ノ島水族館で過ごした時間は本当に心が洗われ、癒されました。館内2階の海側にある「オーシャンデッキ」はすぐ目の前が砂浜で、ソファーやカウンターから江の島や富士山を眺めながら潮風を感じることができる特等席なのです。かわいらしい海の生き物をモチーフにした「アザラシソフト」や「カメロンパン」を食べながら、のんびりとくつろげる時間がもて、最高の休日になりました。
鎌倉散策も楽しいですが、我が家ではこれから鎌倉・湘南エリアにはえのすい目当てに遊びに行くことになりそうです♪とってもおすすめの水族館でしたので、ぜひみなさんも遊びに行ってみてください。
(取材・文/アネモネ)
名称 | 新江ノ島水族館 |
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WEB | https://www.enosui.com/ |
営業時間 | 季節により変わるので公式ホームページで確認してください。 ショップ、カフェの営業時間は水族館の営業時間とは異なります。 |
住所 | 神奈川県藤沢市片瀬海岸2-19-1 地図を見る |
アクセス | 小田急江ノ島線「片瀬江ノ島駅」 徒歩3分 江ノ島電鉄「江ノ島駅」 徒歩10分 湘南モノレール「湘南江の島駅」 徒歩10分 |
料金・参加費 | 大人 2,500円、高校生 1,700円、小学生・中学生1,200円 、 幼児(3歳以上)800円 |
お問合せ | 電話 : 0466-29-9960 |
駐車場情報・駐車料金 | ※ 公式駐車場はありません |