子育てファミリーでにぎわう二子玉川。駅前の玉川高島屋には、いつ行ってもベビーカーを押しながらの家族連れやおばあちゃまとママが仲良くお買い物といった風景が多く見られます。

今日は、玉川高島屋本館5階こどもフロアの一角にあるキッズ専門美容室「ZUSSO KIDS」をご紹介します。
「ZUSSO KIDS」は、1989年吉祥寺で日本初の子ども専門美容室として誕生しました。
「ズッソ」の「ズ」は「頭」、「ソ」は「創造」からとったという店名は、クリエイティブなヘアスタイルを作っていくという気持ちが込められています。

子ども専門美容室だから安心

通常の美容院が子どものカットも受け入れているのとは全く違って「ZUSSO KIDS」は子ども専門。だからスタッフは皆子ども好きで、子どもの扱いにとても慣れています。どんなに泣いてもあやしながらカットしてくれるのはうれしいですし、安心ですね。

入口はガーランドの飾り付けがしてあって、子どもも入りやすい雰囲気です（季節によって飾りは異なります）。店内はおしゃれな子ども部屋に紛れ込んだようなかわいらしさ。
思わず乗りたくなる車の椅子が3脚、ママが抱っこをしてカットをするとき用に大人の椅子が1脚、子ども用の椅子が2脚あります。車の椅子にすっぽり収まると子どもは大喜び。目の前の大きな鏡に映るのは、まるで運転手さんのようなカッコイイ自分！

好きなDVDを選んで観てもOK。ぬいぐるみや手に持つおもちゃなど、子どもの気をひくグッズもたくさんありますよ。

付き添っていても、ショッピングをしてもOK

店内に入店できるのは、付き添いの大人1名のみ。仕上がりを横で見ていてもよし、店の外の椅子に座って待っていてもよし。何回か来ていて慣れて大丈夫であれば、カットが終わるまで外でショッピングを楽しむ人もいるそうです。カットは30分足らずで終わりますから、ほんのしばしの時間ですが、親にとっては貴重なリフレッシュ時間となるかもしれませんね。
「ZUSSO KIDS」に勤めている理由をスタッフに伺うと、「子どもが好き」という答えが圧倒的。「美容と子どもにかかわる仕事を探していた」「かわいい子どもたちに囲まれて笑顔で仕事ができるのはここしかないと思った」といった意見が聞かれます。
「子どもが好き」というだけではなく、自身も子育てをしながら「ZUSSO KIDS」に勤めている方が多いのは、時短やシフトなど働きやすさも理由に挙げられそうです。

「カットすると、カッコかわいくなって楽しいよ」

初めてのカットは、子どもも緊張するもの。生後半年くらいですとママが抱っこしてのカットになります。１歳から２歳の人見知りや反抗期の子は、泣いたり暴れたりすることも。そんなときにはどうしているのでしょうか。
スタッフの方に伺うと「泣くことも暴れることも子どもなりの理由があるので、常に寄り添い、『カットすると、カッコかわいくなって楽しいんだよ』と伝える気持ちを大事にしています」といううれしいお言葉。
「初めてカットしたときは大泣きだったお子様が、次にご来店したときにはニコニコしてカットできた時は、お子様の成長を感じてとてもうれしいです」という声も聞かれました。

「ZUSSO KIDS」でカットができるのは、生後半年から中学3年生まで。中学3年生を過ぎると「卒業」というそうです。子どもの髪質やスタイルを記録した「カルテ」と共に、子どもの成長を見守ってくれるお店って、とてもありがたいですね。

「お父さんやお母さんにとって、小さいお子様のカットは、お子様が長い時間じっとしているのは難しく、動いてしまうので簡単なようでとても難しいですよね。そんな時は安心して「ZUSSO KIDS」のプロのスタイリストにお任せください！カワイイ・カッコイイをおつくりします！」とココフル♪読者向けに、力強いメッセージもいただきました！

簡単なようで難しく、刃物を扱うので子どもに動かれると危険も伴う子どものヘアカット。お近くの「ZUSSO KIDS」に一度行ってみてはいかがでしょうか。現在「ZUSSO KIDS」は、玉川店のほか、都内で吉祥寺、池袋、新宿で店舗展開しており、いずれもアクセスがよく、駅から近い商業地域の中にあり、とても便利です。

誕生記念筆も！

生まれてから一度もはさみを入れていない赤ちゃんのファーストヘアーを「ZUSSO KIDS」でカットすれば、誕生記念筆を作ることもできます。

カットの後は屋上でひと遊び

さて、カットが済んだら本館屋上でひと遊びはいかがでしょう。とても素敵な屋上庭園があります。小さな公園並みの広さがあり、なだらかな斜面が大好きな子どもたちは、「風と芝生の丘」で飽きることなく走り回れるでしょう。

芝生のボードウォークの向こうは「どんぐりの森」、また風のテラスからブドウの小径を通っていくと、「水と芝生の広場」へ。

「こもれびのデッキテラス」も心地よく、夏は水遊びする子どもたちが見られます。さらに連絡通路を渡っていくと、南館のテラスへと続きます。親子連れ、子連れ友達同士などがゆったりとくつろいでいますよ。
ぜひ屋上庭園にも行ってみてくださいね。（取材・文　宗像陽子）