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おでかけ

きれいな眺望と植物が楽しめる!江の島「サムエル・コッキング苑」「シーキャンドル」

2021.11.02

江の島には「サムエル・コッキング苑」という花や植物が楽しめる有料の庭園があり、その中にある「シーキャンドル」と呼ばれる展望フロアからの眺めはとても素晴らしいです。今回は江の島の中にある「サムエル・コッキング苑」と「シーキャンドル」を紹介します。

1日中遊べる奥が深い「江の島」

おでかけ好きなココフル読者のみなさんなら、鎌倉や江の島方面に1度は遊びに行ったことがあるのではないでしょうか。我が家もよく遊びに行くのですが、先日、初めて江の島の中で訪れた場所があります。それが湘南・江の島のシンボル的存在である「江の島シーキャンドル」というタワーです。

江の島に遊びに行ったと言っても、弁天橋を渡って参道付近で食事や買い物を楽しんだり、江島神社にご参拝、もう少し足を延ばして岩屋まで行けば、もう江の島を制覇した気分。でも他にもまだたくさん見どころが!

江の島にあるシーキャンドルを遠くから見て「あそこに登りたい!」という息子。シーキャンドルを目指して行ってみると「江の島サムエル・コッキング苑」という有料で入場できる庭園があり、その中に「江の島シーキャンドル」がありました。

コッキング苑までは江ノ島電鉄の江の島駅から江の島弁天橋を渡り、大人の足で徒歩25分程度。江の島の頂上付近にありますが、「江の島エスカー」という国内初の屋外エスカレーターがあり便利です。エスカーのりばで、エスカーとコッキング苑の入場料、シーキャンドル昇塔料もあわせたセット利用券がお得に購入できます。

ご存知の通り、江の島は急な階段も多いので、ベビーカーでは少し厳しい印象です。折りたためるベビーカーならエスカーを利用してたどり着くことができます。苑内は比較的なだらかで、子連れも多く見かけました。

サムエル・コッキング苑ってどんな場所?

シーキャンドルから見たコッキング苑

コッキング苑は、イギリスの貿易商であったサムエル・コッキング氏が建造した植物園の跡地だそうです。江の島の頂上部に植物園あったとは驚きますし、珍しい植物が多くあったのですが、これらはコッキング氏が持ち込んだものだそう。現在では当時のレンガ造りの温室など文化遺産としても土木技術の資料としても貴重なものが残り、和洋折衷の南国溢れるムードが漂う、四季折々の花や植物が楽しめる植物園です。

江の島エスカーを利用する人はセット券があるのでコッキング苑を知っているようですが、我が家は毎回歩いて散策するので、シーキャンドルに登れることを知りませんでした。今回はじめて入苑して、こんな素敵な場所があるなんて、と驚いたくらいです。大人200円、小学生100円で、また違った絶景が楽しめますよ。

江の島シーキャンドルからの景色は必見

屋外展望フロアから

コッキング苑に入ったら早速、シーキャンドルに登りました。シーキャンドルへの通常料金は、コッキング苑の入場料金とは別に大人500円、小学生250円です。エレベーターで展望台まで降るとガラス張りのフロア、それから階段で屋外展望フロアへ出ることができます。相模湾が一望できるとても美しい景色は本当に見事でした。

特に屋外展望フロアはウッドデッキで、景色を臨む木製のベンチに座ってボーっとできる、開放感があって気持ちがいい場所。観光に訪れた人たちが海を眺めながら、思い思いに過ごしていたのが印象的でした。子どもも海の広さと美しさを存分に味わえたようです。

帰りも屋外階段で景色を楽しみながら

名残惜しいなあと思ったら、下りは美しい景色を眺めながら外階段を歩くことができますよ!我が家も当初、意気揚々と「階段で降りよう!」と出てみたのですが、海抜100mの高さから約40mを歩いて降りるのはさすがにこわくて、外に出たもののギブアップすることに。足元からは下の様子は見えないし、安全面でも問題なく、子どもはへっちゃらのようでしたが、高所が苦手な人はエレベーターで戻りましょう。

元々コッキング苑のある場所は江の島でも頂上付近。「サンセットテラス」というライブ会場としても利用されるオープンテラスがあり、そこからも湘南の海が見渡せます。特に夕陽が美しく、人気のエリアです。

おしゃれなカフェや撮影スポットもたくさん

マイアミビーチ広場

江の島にはとてもおしゃれなカフェが何店舗もあり驚きました。例えばコッキング苑の中で片瀬海岸を一望できるマイアミビーチ広場のそばには、日本初のフレンチトースト専門店があり、テラス席もあってまるで海外に来たような雰囲気。こちら目当てに遊びに来る人もいるようです。

TODAI KITCHEN DELI & TEA

シーキャンドルにも「TODAI KITCHEN (灯台キッチン)DELI & TEA」という湘南藤沢の食材を使った軽食やコーヒー、スウィーツなどを扱うスタイリッシュなカフェがありました。テイクアウトができ、苑内で食べることができるので、お気に入りの場所を見つけてゆっくり過ごせます。こちらはコーヒーをオーダーすると豆を挽いてからいれる本格派。他にもマンゴージュースや湘南の地ビールも扱うおすすめのカフェです。緑あふれる苑内で潮風に包まれて楽しくお茶ができました。

かわいい撮影スポットも

それからコッキング苑内にはところどころに撮影スポットがあり、フラワーウォールの前に座れる場所やかわいらしいブランコを見つけました。これは映える写真がとれますよ!

子どもも大人も大満足の江の島コッキング苑

いかがでしたか?コッキング苑は江の島の頂上部に位置し、入苑してみると美しさと充実ぶりに驚き、ここだけでも遊びに来たいくらいとってもおすすめしたい場所でした。季節の草花が海とともに楽しめ、小さな子どもも安心して遊ばせることができますよ。我が家の息子もとても気に入ったようで「江の島の近くに住みたいね、またシーキャンドルに登りにいこう」と言っていました。

湘南キャンドル2020

昼間はもちろんですが、シーキャンドルは暗くなるとライトアップされ、夜景もまた美しいです。夜のイベントも人気で、2021年は11月7日まで「湘南キャンドル2021」という約10,000基のキャンドルが灯されるイベントが開催されています。とても幻想的で、夜の江の島にも遊びに行きたくなりました。

江の島をすべて知るにはまだまだ時間がかかりそうです!ぜひ遊びに行ってみてください!

「新江ノ島水族館」も近いですよ♪ ココフル記事はこちら!

海が目の前!癒しのおでかけスポット「新江ノ島水族館」 神奈川県藤沢市

 

(取材・文/アネモネ)

基本情報

名称「江の島サムエル・コッキング苑」「江の島シーキャンドル」
WEBhttps://enoshima-seacandle.com/
営業時間9:00~20:00 (最終入場 19:30)
定休日年中無休
*イベント開催時等は営業時間を延長する場合があります。
*荒天時等は営業を中止する場合もあります。
アクセス小田急江ノ島線「片瀬江ノ島」駅下車 徒歩20分
江ノ島電鉄「江ノ島」駅下車 徒歩25分
湘南モノレール「湘南江の島」駅下車 徒歩26分
料金・参加費・江の島シーキャンドル 大人 500円、小人 250円
・江の島サムエル・コッキング苑 大人 200円、小人 100円
*江の島エスカーや岩屋洞窟とのセット券もあります。
お問合せ

江ノ島電鉄株式会社 事業部:0466-25-3525

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