自然あふれる群馬県みなかみ町や周辺エリアでアウトドア・アクティビティを提供する『ノマドハウス』を通じ、人気上昇中のパウダーサーフを体験してきました。
パウダーサーフとは、サーフボードのような木の板に乗り、雪の上を滑り下りるスポーツです。我が家の子どもたちはパウダーサーフを知らなかったため、予備知識がないまま体験するのは大変だと思い『ノマドハウス』がアップしている動画で事前にイメージをつかんでもらいました。
【パウダーサーフとは】
【子どもも気軽に楽しめる】
動画を見て、子どもたちは
「早くやりたい。楽しみ!」とうれしそう。ワクワクしながら当日を迎えました。
目次
体験当日は、日帰り温泉「まんてん星の湯」の敷地内にある「でんでこ座 三国館」(群馬県みなかみ町猿ヶ京温泉)に集合します。受付を済ませたら、パウダーサーフの体験フィールドまで移動。今回の体験場所は「まんてん星の湯」から車で5分ほどの里山でした(当日の雪のコンディションなどにより、別の体験エリアになる場合もあります。また、経験者向けの「パウダーサーフツアー」は、集合場所から体験フィールドまでのアクセス方法やプラン内容が異なります)。
駐車場に着いたら、スノーシューを履いてストックを持ち、コースのスタート地点を目指して雪に覆われた斜面を登っていきます。子どもたちも私も今回初めてスノーシューを履き、快適性を実感しました。ブーツだけだと大人でも膝まで埋もれるほど深い雪でしたが……スノーシューを装着することで足があまり沈み込まないのです。おかげで体力をあまり消耗することなく、雪が深く積もっているわりにはスムーズに歩くことができました。
上まで登ったら、いよいよ体験です。運良く前日に雪が降ったばかりで、体験フィールドにはまだ誰も足を踏み入れていない新雪の銀世界が広がっていました。スキー場ではなく、普段はなかなか入れない里山なので『ノマドハウス』のパウダーサーフ体験者以外には人がほとんどおらず、ほぼ貸し切り状態で伸び伸びと滑ることができます。
パウダーサーフは、スノーボードのように立って板に乗るのが基本スタイルですが、足を板に固定しないためスノーボードよりも気軽に滑ることができます。足を地面に降ろせば止まれるので、スキーやスノーボードをしたことがない方にもチャレンジしやすいのではないでしょうか。またパウダーサーフボードには紐が付いていて、手で紐を掴んだり紐をウェアに装着したりして滑ります。ソリの延長のようなスポーツのため、座って滑ってもOK!楽しみ方は人それぞれです。
我が家の子どもたちは『ノマドハウス』の方にボードへの乗り方や滑り方を教えてもらい、ためらうことなくスタート。ソリ慣れしているためか、滑ることを恐がらずどんどん挑戦していきます。最初は上手にできなかったものの『ノマドハウス』の方にアドバイスやサポートをしてもらいながら徐々に上達していきました。今回の他にも何回か体験しないと滑れるようにならないのではと思っていましたが、最終的にはサポートなく上手に滑れるようになり、パウダーサーフを存分に満喫していました!
★『ノマドハウス』のFacebookに当日の動画がアップされています。
https://fb.watch/aThTSY_2Rw/
服装は、スキーやスノーボードのウェア、防水の手袋、防水の靴(ブーツ・トレッキングシューズ・長靴など)が必須。寒い季節なので、ニット帽もあると良いですね(我が家の子どもたちは動くと暑くなり、ニットの帽子はすぐに脱いでしまいますが)。大人はバックパックも用意しましょう。紫外線が気になる方や、当日雪が降るか心配な時は、ゴーグルやサングラスもあると安心です。その他の持ち物や、ウェア・手袋・スノーブーツのレンタルについては『ノマドハウス』のホームページをチェックしてください。
パウダーサーフのボードやスノーシュー、ストックは『ノマドハウス』から借りることができ、レンタル代は体験料に含まれています。
スキーやスノーボードはなかなか上達せずしばらく離れていた私でも、パウダーサーフは挫折感を感じることなく肩の力を抜いて楽しめました。足を固定せず気楽に滑れて、立つのが難しければ座って滑ってみるという自由度の高いパウダーサーフは、スキーやスノーボードが未体験の方にもおすすめですよ。整備されたスキー場とは異なり、ありのままの自然の中で颯爽と滑る爽快感を味わえるため、スキーやスノーボードで滑り慣れている方も大満足できるスノーアクティビティだと思います!
帰り道に、子どもたちから「パウダーサーフ、楽しかった。またやりたい!」と笑顔で言われ、チャレンジさせてよかったとうれしくなりました。『ノマドハウス』は、カヤック体験も提供しています。冬はパウダーサーフ、春・夏・秋はカヤックと、1年を通して豊かな自然の中での遊びを存分に楽しめますよ!
(取材・文/小川郁恵Tamura)
名称 | ノマドハウス |
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WEB | https://nomadohouse.webnode.jp/ |
住所 | 集合場所:「まんてん星の湯」の敷地内にある「でんでこ座 三国館」の受付スペース群馬県利根郡みなかみ町猿ヶ京温泉1150-1 地図を見る |
アクセス | ☆集合場所までのアクセス ■上越新幹線「上毛高原駅」または上越線「後閑駅」から関越交通バスに乗り「まんてん星の湯下バス停」または「関所跡バス停」で下車。「まんてん星の湯下バス停」からは階段を上り徒歩5分/「関所跡バス停」からは猿ヶ京温泉信号を入り徒歩7分 ■関越自動車道「月夜野IC」から車で20分 ■東京都・埼玉県と苗場スキー場を結ぶシャトルバス「苗場ホワイトスノーシャトル」の「関所跡バス停」で下車、猿ヶ京温泉信号を入り徒歩7分 https://www.seibubus.co.jp/sp/kousoku/whitesnow/ |
料金・参加費 | ■パウダーサーフ体験/大人6,000円、小学生4,000円(体験料・スノーシュー一式とボードのレンタル料・保険料込/所要時間 2時間程度) ■パウダーサーフツアー(経験者向け)/大人9,000円(体験料・スノーシュー一式とボードのレンタル料・保険料込/所要時間 4~5時間程度) |
お問合せ | ■電話/080-5518-3284(問い合わせ受付時間9:00~19:00)※ツアー中は電話に出られない場合があります。
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