日暮里駅・西日暮里駅・三河島駅のちょうど真ん中あたり、住宅街の中にある「ひぐらしガーデン」。
パン屋と本屋が入っている商業施設で、忙しい日常の中でホッと一息つける様な居心地の良い空間なんです。
そして小さな子連れに優しい施設でした！
そんな「ひぐらしガーデン」をココフル読者の皆様にご紹介します。

「ひぐらしガーデン」へのアクセス

山手線・京成線・日暮里舎人ライナーの3線が乗り入れるアクセスのよい日暮里駅から歩いて7〜8分ほどの場所にあります。
地図で確認すると西日暮里駅・三河島駅からもちょうど同じ距離なので同じく7〜8分ほどで着くと思われます。
駐車場はありません。（近くにコインパーキングあり）自転車で来ている方が多い印象でした。

ウッディで素敵な建物なので、近くまで行くとすぐに分かりますよ〜！

大正6年創業のフェルト生地の製造工場だったこちらの場所。オーナーさんの「日暮里の価値を高めたい」という思いから「ひぐらしガーデン」を作られたそう。
ちなみに価値の高い街とは、「安心して子育てできる街、安心して子育てできる街は誰もが安心して暮らせる街」との事。熱い想いが詰まっています。

ひぐらしベーカリー

施設内は「パン屋ゾーン」「カフェゾーン」「本屋ゾーン」と3つに分かれています。
まずはパン屋ゾーンから覗いてみましょう！その名も「ひぐらしベーカリー」です。

キッズ向けの可愛いパン発見！ひとつひとつの表情が違うのがお分かりになりますでしょうか？

小さなお子さまからおじいちゃん、おばあちゃんまで美味しく食べられるパンがコンセプト！1日80種類以上ものパンが焼かれています。世代を超えてみんなが美味しく食べられるのってうれしいですよね！
月替りのフェアも行っています。いつ行っても新しい発見がありそうですね。

伺った時はサンドイッチフェアでした。

パンの種類が豊富すぎてあれもこれも食べたくなり、選ぶのに苦労しましたよ〜（うれしい叫び）

パンの焼き上がりの時間を狙っていくのもいいけれど、カフェゾーンにはトースターが完備されているのでどのパンも温かい状態を味わえます。

一緒に行った1歳の娘を抱っこ紐に入れながらパンを選んでいたら、店員さんが「パンを取るのお手伝いしましょうか？」と声をかけてくださいました。さりげない心遣いに感謝！助けられた瞬間でした。

開放感いっぱいのカフェスペース

パンをゲットしたらカフェに移動してみましょう。

開放的で気持ちの良い空間！
店内もウッド調の暖かみある雰囲気です。お庭を見ながらのんびりできます。
通路は広めに作られているのでベビーカーのまま入店でき、席と席の合間にベビーカーを畳んで置いておけました。

ベビーチェアも数脚ありましたよ〜！
こちらのカフェスペースにもそれなりにテーブル数はありますが、ひぐらしベーカリーの2階スペースにソファ席もあるので空いていたらこちらでのんびりもいいですね。

2階への行き方は階段のみ。テラス席もありました。

パンとドリンクはテイクアウト出来るのでお家でじっくり味わうこともできますよ。

パン屋の本屋

お腹と心が満たされたらカフェの向かい側にある「パン屋の本屋」に行ってみましょう。

本屋側の入り口は段差なくスロープで入る事が出来ます。

店内に並んでいる本は、一般的な本屋とは少し違ったラインナップ。
子育て世代の女性とその子どもがターゲットとなっているそうで（ココフル読者の皆様ドンピシャです）子ども向けの絵本やドリル・雑誌・子育て向けの本が数多く置いてあります。
それ以外にも暮らしにまつわる本や食べる事に関する本、そしてパンに関する本が大充実です。美味しそうなパンの絵本・旅本・レシピ本・エッセイなど、眺めているだけで幸せな気分になれます。（ちなみにプレゼント用の包装紙もパンのデザインでした！可愛い♪）

手に取りたくなる本が次々と現れる本のセレクトと陳列にお店のセンスを感じます。

絵本が1歳刻みの年齢別に並べられています。見本が置いてある絵本もあるので子どもの反応を確認できるのも嬉しいポイント。（購入後、家で開封したら全く興味を示さなかった…なんてショックは回避できます）

欲しい本や雑誌はお取り寄せも行っています。店内の雰囲気同様店員さんも温かい方でした。自分1人では出会えない様な新たな本探しのサポートをしてくれそう！←とにかく本の選書が素敵なので相談してみたい！という個人的願望です…

定期的に中庭で本の読み聞かせ会なども行われているそうです。

「パン屋の本屋」横にはおむつ交換台付きのトイレがありました。

お腹と心を満たしてパワーチャージ

パン屋と本屋って相性がいい気がします。パンを食べ本を読みお腹と心が満たされ、生活が潤される。そんな豊かな時間を過ごせる「ひぐらしガーデン」。
気軽にふらっと遊びに行きたいなと思わせる施設でした♪　（取材・文／北川まな）