あたたかくなると公園に出かける機会も多くなりますよね。そこで、いつもと違った公園遊びにぴったりなのが、東京都府中市の郷土の森公園内にある「交通遊園」です。本物さながらの信号機や横断歩道があり、親子で交通ルールを学びながら楽しめるスポットです。
また、一周100円で楽しめるゴーカートや電気自動車はお財布にも優しく、我が家の息子は行くたびに乗るほどお気に入り!今回は、そんな「交通遊園」についてご紹介します。
目次
多摩川にも程近い「交通遊園」は、公共交通機関を利用する場合、JR・京王線「分倍河原駅」から「郷土の森総合体育館行」のバスに乗り約10分ほどで到着します。
自家用車で行く場合、駐車場はゴーカートコースの裏手にある無料の専用駐車場のほか、郷土の森博物館周辺にも駐車場があります。混み合う週末などは、南東エリアに広い臨時駐車場が開放されるので安心です。
全ての駐車場が無料で利用できるので、時間を気にすることなく遊べます。
バスが停車するロータリー付近には、お菓子やシャボン玉、ボールといった遊び道具を売っている売店があり、その周辺にトイレが2箇所設置されています。同じエリアにテーブルとイスがあるので、ランチやちょっとした休憩に利用可能です。
おむつ替えシートがあるトイレは、「交通遊園」の向かいにある郷土の森総合体育館内かバスロータリーの向かいにある金塚桜公園に多目的トイレがあります。少し離れた場所にあるため、利用する場合はチェックしておくと安心です。
敷地内は広々しているので、ベビーカーも問題なく使用できますよ♪
公園を見渡すとまず目に入るのが、実際に使われたバス、消防車や機関車たち。バスは実際に中に入ることができ、本物の運転席に座って運転手気分を体験できます。そのほかに「デゴイチ」の愛称で親しまれた蒸気機関車は、運転席に座れませんが見学可能です。
乗り物好きの息子は、この乗り物の展示エリアでかなりの時間を過ごします。見学しながら、子どもと乗り物の歴史を話してみるのも良いですよ♪消防車や昔の型の都電も展示のみで中には入れませんが、間近で見て触れて楽しめるので子どもはとても喜んでいました。
乗り物系のスポット以外にも広い砂場やブランコ、滑り台といった遊具も設置され、小さな子ども連れも多い印象でした。
子ども達に人気なのが、自分で運転できる足漕ぎゴーカートです。
交通遊園内は道路や横断歩道、信号などの設備が整っていているので交通ルールを学びながら本格的なコースを運転できます。
小学生以下の子どもが対象で、未就園児は保護者の付き添いが必要です。
小さい子どもだと足漕ぎ部分が届かず、ママ・パパが後ろから押すことになります。子どもは自分のハンドル操作で運転できるので喜んでくれますが、中腰で押すママ・パパは結構大変です。笑
押してあげる場合は、子どもの足が巻き込まれないように気をつけてあげてくださいね。
自分で運転できる子どもの場合は、初めてだと前に上手く進まないことも。最初だけ少し押して誘導してあげると前に進んでいきます。
足漕ぎゴーカートは基本的に一周で次の人に交代しましょう。遊びながらルールを学ぶ良い機会にもなりますね。
「交通遊園」の中で親子に1番人気があるのがゴーカートエリアです。
遊園地にあるようなエンジン式のゴーカートや電気式のゴーカートが1周100円というリーズナブルな価格で楽しめます♪
小学2年生以下の子どもは保護者が必ず同伴となります。ですが、2人で乗っても料金は1周100円と変わらない点も嬉しいポイント!1回3周まで走ることが可能で、全長300mの本格的なコースを体験できます。なお、小学2年生までの子どもは自分で運転はできないので注意しましょう。ハンドルを握ることはできるので、運転気分は味わえます。
個人的におすすめは、エンジン式のゴーカートです!スピード感もあり、ガタガタとした振動も楽しかったです。少し乗るのが怖い子どもは、振動が少ない電気式ゴーカートをおすすめします。
どうしても自分で運転したい!という小さな子どもには、自分で運転を楽しめる電気自動車エリアがあります。
こちらも1回100円で利用できます。
「交通遊園」がある府中市郷土の森公園内には広い芝生エリアもあり、ボール遊びやピクニックが出来たりとゆっくりとした時間を過ごすことも♪
ランチの調達には、交通遊園から徒歩5分ほどのところにある大東京綜合卸売センターがおすすめ。最近、メディアに数多く取り上げられているスポットで、海鮮丼やボリュームたっぷりなサンドイッチなどイートインもテイクアウトメニューも充実しています。卸売センターの向かいにはコンビニもあります。
交通遊園前にあるバスターミナルの向かい側にある金塚桜公園でピクニックしながらのランチも楽しそうです。さまざまな種類の桜が植えられているので、長い期間お花見を楽しめます!
大きい公園は入園料や駐車場にお金がかかりがちですが、「交通遊園」は駐車場や入園料がかからず、本格的なゴーカートもリーズナブルに遊べます。また、本格的な信号や横断歩道があり子どもへ交通ルールを教えることができるのも他の公園にはない魅力です。
多摩川に隣接しているため自然が多く、ランチが楽しめるスポットがあったりと1日中過ごすことができる交通遊園エリア。
なんといっても、本格的なゴーカートは子ども達が喜ぶこと間違いなし!
ママ・パパも子どもと一緒に楽しめる交通遊園に、ぜひ遊びに行ってみてくださいね。(取材・文/岡田みわ)
名称 | 府中市立交通遊園 |
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WEB | https://www.city.fuchu.tokyo.jp/shisetu/kankyo/koen/kotuyuen.html |
営業時間 | 10:00~16:30(電気自動車は16:00まで) 夏休み期間は10:00〜17:00まで(電気自動車は16:30まで) |
定休日 | 毎週火曜日(祝日の場合はその翌日) ・雨天時・荒天時・年末年始 |
住所 | 東京都府中市矢崎町5-5 地図を見る |
アクセス | 【電車】 京王線・南武線 分倍河原駅徒歩20分 西武多摩川線是政駅徒歩15分 【バス】 分倍河原駅から「郷土の森総合体育館」行き約10分「郷土の森正門前」下車すぐ |
料金・参加費 | ゴーカート・電気自動車 100円 足踏みゴーカート 無料 |
お問合せ | 電話: 042-364-7214
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