かつて多摩川遊園地があった場所にある、「田園調布せせらぎ公園」とそこに併設されている「田園調布せせらぎ館」はたくさんの人が集う憩いの場。本当は内緒にしたいくらい素敵なせせらぎ公園を紹介します！

多摩川駅をおりたらすぐそこには公園が！

せせらぎ館前の芝生広場

東京の田園調布にあるせせらぎ公園は、東急東横線・東急目黒線・東急多摩川線の多摩川駅を降りてすぐの場所にあります。駅名の多摩川よりも近いです。大田区立の公園で遊具などはなく、自然の中で遊べる公園です。区民がイベントなどを開催するときに利用できる施設や図書サービスコーナーのあるせせらぎ館もあります。

東門側ではサッカーや野球をする姿も

駅と逆の東門側にはフィールドがあり、サッカーや野球などスポーツをする姿もみられます。

自然の移ろいを感じられる

駅側から行くと山道を登る高台になっていて、見晴らしの良さも最高です。途中には滝のような湧き水や、どんぐりや松ぼっくりなどの木の実がたくさん拾えるので、子どもたちが夢中になって自然体験をしています。

「田園調布せせらぎ館」の美しさは言い表せない！

光が存分に差し込む館内

せせらぎ館は比較的新しい施設で、隈研吾建築都市設計事務所による非常に洗練された美しい建物です。予約の受け取りと館内での閲覧に限りますが、図書館機能もあり、館内の本は閲覧のみですが、本の予約・受け取りなど図書サービスコーナー機能もあって、せせらぎ公園の芝生に向かって読書ができる贅沢なロケーション。

キッズスペースでイベントを開催することも

キッズスペースもあって靴を脱いで絵本を読むことができ、子どもたちも思い思いに過ごしています。館内には授乳室・おむつ替えコーナーもあるので、ベビーとお散歩でも安心。
フリースペースでは勉強をしている学生がいて、ここなら勉強もはかどりそうだと思いました！

自然を感じながらくつろげるカフェ

カフェからの美しい景色！

館内にはカフェがあり、しっかりとしたランチをとることができます焼きたてのパンや自家製ケーキも楽しめます。そうそうコーヒーがとてもおいしいのでおすすめです。

本当は秘密にしたいのですが、朝ここを訪れると最高に癒されます。芝生にキラキラと朝の光が差し込み、コーヒーを飲みながら過ごす時間は子育ての疲れを忘れさせてくれる好きな時間です。そして結構ひとりで訪れているママらしき人もいます。もちろん子連れでも最高です。子連れにうれしいキッズメニューもありました。

テイクアウトもできるので、ピクニックをするのも良いですし、ところどころにベンチもあるので、お気に入りの場所を見つけてください。

イベントにも参加したい

せせらぎマルシェは人気の恒例イベント

せせらぎ公園では毎月様々なイベントが開催されています。とても人気があるものばかりで、子ども向けも多くあります。自然体験ができるものや茶道、フラワーアレンジメント、ベーゴマづくりなど幅広く、大田区在住・在学以外の人も参加できます。ただとても人気なので、募集開始と同時に埋まってしまうイベントも多いそうです。

我が家もこれまでいくつか参加したことがあり、子ども向けの「茶道」は2階まで吹き抜けのガラス窓からの景色が、まるで背景のようにお茶の時間にマッチして、とても素敵なひとときで、今でも話に上ります。

子ども向けのフラワーアレンジメントにも参加しましたが、子ども1名1,500円と良心的なお値段で参加できるのも魅力の一つ。（イベントや内容によって異なります）

他にも絵本の読み聞かせや親子ヨガなど、小さな子どもでも参加できるイベントもあるのでおすすめです。

特におすすめなのが、せせらぎ公園で月に1回開催されているマルシェです。お菓子やパンなど地元の有名店が普通に参加しているのも見逃せません。

イースターのワークショップに参加！

子ども向けにワークショップもあり、先日はイースターのイベントをしていました。2種類のクラフト体験はワンコイン程度で参加でき、聞けばイベント内容は子どものいるスタッフの考案だそう。我が家もかわいい作品ができて大満足でした。

洗練された光がたっぷり感じられる癒しの空間

森の中に迷い込んだよう！

いかがでしたか？公園内には遊具はありませんが、その分子どもたちは遊びを自ら探し、走り回って楽しく過ごしています。またボール遊びができるグラウンドもあり、休憩できる場所も多いので、年齢の違う兄弟姉妹で遊びに行くにもおすすめ。都心や神奈川からのアクセスもよいので、是非一度都会の洗練されたオアシスに遊びに行ってみてください。

（取材・文／アネモネ）