暑い夏の子どもの遊びといえば水遊びですよね！今回は水遊びだけでなく、プラネタリウムでの星空鑑賞や、涼しげな古民家が立ち並ぶ園内を散歩したりと1日たっぷり楽しめる府中市郷土の森博物館を紹介します。特に水遊びシーズンは、多くの親子連れで賑わっています。私自身も息子を連れて何度も訪れたことのあるおすすめスポットなんです！

SNS映えスポット多数！古き良き情景が残る郷土の森博物館

東京都府中市にある「府中市郷土の森博物館」は、無料駐車場が約400台あり、週末になると多くの人が訪れます。園内は広いので、ベビーカーの利用も可能。1回100円でベビーカーの貸し出しも行っていますし、授乳室もあるので小さな子どもがいても安心です。郷土の森博物館に隣接している物産館にも授乳室があり、声をかければお湯ももらえます。

園内に入ると、府中市の自然や歴史文化に関する展示や資料が展示されています。 そのほかに、子どもたちが楽しめる昔遊びができるエリアや広い水遊びの池、プラネタリウムといったスポットが点在しています。

府中市で実際に使われていた古民家や学校を移築・復元した形で展示していて、昔の生活を学んだり、SNS映えするような写真を撮れたりとさまざまな楽しみ方ができるんです！

奥に進むと広大な水遊びの池が！

敷地内を左奥に進んでいくと、その先に広い水遊びの池が見えます。夏季シーズンはカラフルなボールが投入されています。息子はさっそく見つけるなり、水遊びエリアへ直行！
カラーボールは至るところにあるので、設置されてる的当てで遊んだり、ボールプールを掻き分けて歩くだけでも楽しいですよ♩丸いボール以外にも星型のボールも隠れていました！

ほとんどのエリアは水深が膝下なので、小さい子どもでも安心。ただ、下がぬるぬるしてる箇所もあるので、水に濡れても大丈夫なサンダルがあると安心です。必ず近くでママやパパが見守りながら遊ばせましょう。小さな橋近くの岩場があるエリアは少し深いので特に気をつけて下さいね。

休憩や着替えが出来るベンチやテーブルも設置されていますが、週末は混み合うので利用したい場合は早めに行くか、日差しを避けられる簡易テント(ペグなどを使用しないもの)があると良さそうです。
また、晴れている日は地面がかなり熱くなります。裸足で水遊び池で遊ぶ場合はサンダル等を近くに置いておきましょう。

小さい子も安心のヤシの木プール

郷土の森博物館の水遊びの池は、おむつ着用の子は基本的に入ることができません。でも大丈夫！小さい子専用のヤシの木プールが夏限定で設置されています。
こちらはかなり浅いプールですが、ボールもあり小さな子ども達が水遊びするには充分な広さです。
横に広がる大きな芝生エリアも手入れがされていて、とてもキレイ！水遊びのあとはボール遊びをしたり、ピクニックをしたりと思い思いの楽しみ方ができます。
お昼ご飯は園内にカフェや売店がありますが、水遊び池近くで食べる場合は購入できる場所が近くにないので事前に購入するか済ませておくと良さそうでした。

水遊びを満喫した後はプラネタリウムでゆっくり星空鑑賞

子どもたちと水遊びをしたあとに、涼しい館内でゆっくり星空体験はいかがでしょうか？
園内に入って右手にある建物には、府中市の歴史文化が学べる展示があるほか、プラネタリウムも観覧できます。時間帯によってプログラムが違いますが、夏休みシーズンは子ども向けの内容のプログラムが多いので飽きずに最後まで楽しめますよ！

プラネタリウムのチケットは同じ建物内1階のミュージアムショップ前券売機で購入できますが、時間帯によっては混み合うことがあるので、WEBでの事前購入もおすすめです。

プラネタリウムを待っている時間も展示で息子は楽しんでいました。
星空が投映される時は館内が真っ暗になります。事前に子どもに説明して不安にならないようにしていくと良いですね。また、トイレも済ませておきましょう。
2018年にリニューアルしたので、最新のプラネタリウム装置が導入され、臨場感あふれる音響に！夜空に吸い込まれそうな素敵な体験ができました。

休憩のお供に焼きたてのお団子はいかが？

たくさん遊んで小腹が空いたので、園内の「ハケの茶屋」という売店で休憩をしました。
おすすめは「ハケの茶屋」でハケ上団子！注文してからお店の人が焼くので、いつでも焼きたてのお団子が味わえます。醤油の香ばしい香りとお餅の優しい甘さが本当に美味しい…!リーズナブルな価格も嬉しいポイントです。売店には鯉の餌も販売されているので、園内の池で鯉の餌やりも息子は喜んでいました！

何度も訪れている郷土の森博物館ですが、親子で呈茶が楽しめる場所や週末イベントなど、いつ行っても新しい体験ができるスポットです。夏休みにぜひ遊びに行ってみてくださいね。（取材・文/岡田みわ）