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おでかけ

「立川防災館」~乗り物好きキッズ必見!親子で楽しみながら防災を学ぼう 立川市

2023.08.31

今回は、防災について楽しみながら親子で学べる立川防災館へ行ってきました!

乗り物が好きな小さな子どもはもちろん、ゲーム感覚で楽しめるものや本格的な体験もあり、幅広い年齢の子どもが楽しめるスポットです。万が一の災害時に役立つ心構えや行動力を身につけられますよ。

筆者は初めて子どもと訪れましたが、子どもたちの反応がとても良く、無料で楽しめるスポットとしてはかなり充実していると感じました!

小さい子連れでも楽しめるキッズスペースから体験のスケジューリングまで!親子に優しい立川防災館

入場無料で駐車場も完備されている立川防災館。館内には、広いベビーカー置き場や無料のロッカーもあります。おむつ替えシートはもちろん、2階には清潔感のある授乳室も完備されていました。
入ってびっくりしたのが、小学2年生以下が利用できる「防災アクション」というキッズスペース。小さい子が身体を使って遊べるスペースがあるのは嬉しいポイントです。


また、立川防災館には7つの体験コーナーがあります。平日には最大4つ、休日や長期休暇中は最大3つの体験が可能(年齢・身長制限あり)。
入場の前に受付で体験したい項目を選ぶと、スケジュールを立ててくれた紙をもらえます。子どもがいると、体験などをやらせたくても時間の組み合わせが結構大変だったりしますが、事前に組まれていると空き時間に近くの展示を回れるのでスムーズに楽しめました。
パンフレットと一緒に月ごとにデザインが変わる消防車が描かれたカードももらえます。このカードを5枚集めると修了証と記念品がもらえるそうですよ!

消防士になりきれる!こども防災体験広場

館内に入ると大きな消防車があり、乗って記念写真を撮ることはもちろん、消防士の服に着替えて消防士気分にもなれちゃいますよ!


また、自分の顔を大きなビジョンに取り込んで、こども消防隊として街を守る様子を見ることができる「まちをまもる!こども消防隊」や、クイズにチャレンジする「サバイバルクイズ」に子どもは大喜び。こども消防隊はとても可愛いので是非チャレンジしてみてくださいね。

さっそく消火体験にチャレンジ!


まずは、子どもがやりたいと話していた「消火コーナー」へ。
担当のスタッフの人が、消火器の仕組みや使い方について子どもでも分かるように説明してくれました。説明のあとは、いよいよ実践!
火事の映像が映し出されたスクリーンへ向かって親子で水の入った消化器を吹きかけ消火します。意外と知らなかった消火のコツなどもあり、とてもいい体験ができました。


こちらの体験は小学3年生以上ですが、小さい子どもの場合でもゲーム感覚で楽しめる「キミはレジェンド消防士」があるのでチャレンジしてみてくださいね。

リニューアルした煙体験室で火災現場を疑似体験!


火災に巻き込まれた場合、死因の多くは煙と言われています。そこで、煙に巻き込まれた時の安全な避難方法が学べるのがこちらの「煙体験室」です。
今年に入りリニューアルされたこちらのブースは、実際に建物の中で非常口へ向かっている時に煙の中を避難するというもの。小さい子どもでもママ・パパと体験できますよ。
説明を受け、ドキドキしながら建物の中へ。ここで使われている煙は無害なので安心ですが、実際に視界が見えないという状況はなかなかリアルでした!


低い体勢での移動は思っている以上に大変。口元にハンカチを当てる重要性も感じることができました。実際に起きた時に、こういった体験をしていることで落ち着いた行動が取れるのではないでしょうか。

地震体験室やVR体験など子どもが大きくなっても楽しめる施設も


最後に地震体験室へ。実際にリビングなどで大きな地震がきた時にどういった行動を取ったらいいかを学んできました。こちらは3歳以上から体験が可能です。
震度7まで体験できるそうですが、子どもがいる場合は震度6程度までの揺れにしてくれます。
私たちも震度6を体験してきましたが、なかなかの揺れにびっくり。普段よく見かける起震車ではなく常設の施設なので、地震の後に火を消したり、ドアを開けるといった行動も一緒にできたのがよかったです。


そのほかにも小さい子どもでも楽しめる「防災ミニシアター」や、年齢制限はありますが、「VR防災体験コーナー」など成長に合わせて学びながら楽しめるブースがあり、また子どもたちを連れてこようと思いました!

関東大震災から100年。親子で防災について考えてみよう


2023年9月1日は関東大震災からちょうど100年という節目の年。立川防災館は、あらためて身の回りの安全を確かめるとともに、これから来るかもしれない災害について話すきっかけになりました。
子ども向けスポット以外にも、実際に家族4人で必要な非常食を確認できたり、小さな子どもがいる場合の身の回りで起きるかもしれない危険を再確認できるブースもあります。


普段起こらないことだからこそ、こういった場所に来て身近に感じることが大切です。館内は遊びと学びがうまく融合していて、子どもたちの楽しそうな表情が印象的でした。
定期的にイベントも開催されているようなので、事前にHPをチェックして出かけてみてくださいね!(取材・文/岡田みわ)

基本情報

名称立川防災館
WEBhttps://tokyo-bskan.jp/bskan/tachikawa/index.html
住所東京都立川市泉町1156-1 地図を見る
アクセス【電車・バス】 JR「立川駅」から北口バス①番乗り場より「立川消防署」下車すぐ
【モノレール】多摩モノレール高松駅から徒歩15分
【車】中央道 国立府中インターチェンジから都道59・153号経由 約25分 無料駐車場あり
料金・参加費無料
お問合せ

電話: 042-521-1119

開館時間・休館日

開館時間:9:00〜17:00
休館日: 毎週木曜日・第3金曜日 (国民の祝日に当たる場合は直後の平日) 12月29日〜1月3日

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