家族旅行となると「子どもの笑顔」「子どもの満足度」を最優先させたい気持ちは親として誰しも持っているものだと思いますが、「大人の休息」や「夫婦の時間の確保」も両立出来ると嬉しいというのも本音ではないでしょうか?
記者の家族は小3、小4男子を含めた4人家族。家族旅行ではやはり「子どもが楽しめる場所」をこれまで最優先に選択してきました。しかし、今回紹介する『BUB RESORT Tsukuba』は「子ども中心」になりがちな家族旅行において、大人も子どももそれぞれの時間を存分に充実させることができる、夢のような施設なんです!
そんな夢のような体験ができる施設、『BUB RESORT Tsukuba』が2025年4月25日に茨城県つくば市にグランドオープンするということで、記者家族がオープン前の試泊会に参加してきました。実際に体験して感じた『BUB RESORT Tsukuba』の魅力について、レポートしていきます!
目次
今回オープンする『BUB RESORT Tsukuba』は、子どもたちが自ら遊びに没頭し、驚くほど成長を見せる体験型リゾート『BUB RESORT』の3拠点目。
『BUB RESORT』では、子どもたちが自ら「やってみたい!」と目を輝かせて主体的に遊び、挑戦する環境を提供してくれるので「親が放置する」のではなく、子どもが、目の前の体験に没頭することで「親から離れて自分の世界を探求している」状態なんだそう。遊びのプロ「BUBクルー」による本気の遊びや、季節によって異なる自然に触れる体験ができるのが大きな魅力です!
施設に到着すると、たくさんのBUBクルーがハイテンションで迎え入れてくれました!子どもたちは早々に自己紹介を済ませ、ニックネームを書いたバッジをつけてもらい、到着してわずか数分足らずでBUBクルーが遊びに誘ってくれたため、私たちの元から居なくなりました(笑)。
施設内では子どもだけでなく親もみんなニックネームで呼び合うということで、私たち大人もバッジを作ってもらい、ウェルカムドリンク&スイーツをいただきました。こんなにたくさんのおいしそうなスイーツ……。お昼ご飯をしっかり食べてきたことにちょっぴり後悔しました(笑)。
子どもの性格が人見知り、運動好き、モノづくり好きかなどのアンケートを記入することでBUBクルーがその子に合った声掛けをしてくれるといった配慮も、親としての安心ポイントでした。
OMOYAハウス
飲み物は滞在中OMOYAハウスで自由に飲むことが出来ます。お水やお茶はもちろん、アルコール類も飲み放題なので、好きなタイミングで好きなだけ楽しめるのも良いですね!
外で走り回っては好きな飲み物をがぶ飲みして、またすぐにBUBクルーと遊びに行く、のエンドレスで到着してわずか数分で「最高に楽しい!」と満足げな子どもたち。普段は疲れるとすぐに「ちょっと休憩!」と言いがちな息子たちですが、「水分補給以外休憩してる暇はない!」というほど遊びに没頭している様子を観ることができ、かなり驚きました。
この日に宿泊する子どもたちがみんな揃ったところで、ウェルカムアクティビティ「雷様の挑戦状」の始まりです。BUBクルーに集められた子どもたちが探求フィールド内に隠された雷を探すため走り回ります。ストーリー仕立ての演出に、みんなワクワクが止まらない様子でした。
いよいよオープニングセレモニーの始まりです。BUB RESORTの紹介、「大人子ども関係なく、童心に帰って最高の1日を作ろう!」といったコンセプトの説明がありました。普段子どもと全力で遊ぶ機会がなかなかないので、仕事や家事のことは一旦忘れて、大人も子どもとの遊びだけに向き合う時間が作れるのが良いですね~!
タイムスケジュールは季節に合わせて、雨の日用、晴れの日用が用意されており、同じ時間に2種類以上のアクティビティから選択することができます。外で走り回りたい子、モノ作りが好きな子のどちらのタイプの子も楽しめるようにスケジュールが組まれているので、子どもの性格や年齢によって選ぶことができます。事前予約や人数制限もないので、その場で子どもの興味の向くままに体験できる自由度も嬉しいです。
まず、息子たちが体験したのは「地球防衛アドベンチャー」。悪の博士マーキュリーが、地球を滅ぼす力グラビティを奪い去ってしまった……。子どもたちは志願兵となって、マーキュリーを倒すために宝箱に入っている最終兵器を手に入れられるのか!?
BUBクルーが全力で演出を盛り上げてくれ、子どもがアクティビティにのめり込んでいく様子が伝わってきました。初めて会ったお友達とも自然と打ち解けあい、協力する姿も微笑ましく感じました。
暗号の入っている宝箱を探すためにあちこち走り回る息子。宝探しゲームのようで真剣にものすごいスピードで走り回って楽しめたようでした。
子どもたちの憧れ「サバゲー」。レーザー銃を使用してフィールド内を走り回って戦います。
サバゲーには、パパも参戦!「子どもに手加減することなく子ども相手でも本気で遊ぼう!」というのが良いですね!
広大な土地で自由に走り回ってサバイバルゲームなんて、まさに非日常。普段なかなかできない経験ができただけでなく、チーム内で作戦を立てたりしながら全力で遊びました。
最後のアクティビティは長男と次男で体験したいことが分かれたので別々に。こういった体験系のアクティビティは兄弟一緒にすることが多いイメージですが、子どもをBUBクルーにお任せできるからこそ、“本当にやりたいこと”を体験させてあげることができました。
長男は「丸太からの薪割り体験」をしました。キャンプで薪割りは経験したことがありますが、丸太からの薪割りは初めての経験です。「こんなに重いの?!のこぎり大きすぎる!」と終始大興奮でした!
汗だくになりながらも薪を割ることが出来ました。「薪を割ってくれたから夜のキャンプファイヤーで使えるね!」とクルーの声掛けも嬉しかったようで、達成感を感じることができたと思います。
次男は、「防衛中 弁慶の七つ戻り」に挑戦!敵の攻撃から避けつつ、敵が身に着けている札を取るといったミッションを課せられた次男。
まるでテレビの世界に入り込んだような本格的なアクティビティで、真剣に敵に立ち向かう次男は、最後まで残りしっかり札をゲットしていました!
アクティビティが終了しても、子どもたちは休む暇なし!水分補給が済んだら、クルーが次々と遊びに誘い出してくれるんです。
BUBクルーとサッカー
普段は「サッカーしよう!」と誘っても気分屋な長男ですが、クルーに誘われれば即答で「行く~!」と。遊びのプロは親とはやっぱり違います……(笑)
力持ちのクルーVS子どもたちで綱引き
年齢、性別問わずみんなで協力して遊べる綱引きは、とっても盛り上がっていました。クルーも親もみんな参戦して、大人も子どもも関係なくみんなで遊べるって、すごく楽しいですよね。
ピタゴラスイッチ作り
「ピタゴラスイッチ作るよ〜」の声に、自然と集まっていく子どもたち。何度も失敗しながらみんなで意見を出し合い、力を合わせてコースを組んでいきます。
他にもかくれんぼやドッジボールなど、「暇な時間なんてない!」というほど遊び尽くしました。私は少し参加しただけでかなりヘトヘトになりましたが、子どもは興味が向くままに全力で遊び尽くしました。
『BUB RESORT Tsukuba』では、大人も心から満足できる本格フレンチコースを堪能することができます。「普段子連れだとゆっくり食事できない」そんな方も多いと思いますが、食事が早く終わった子どもたちはクルーと一緒に子どもだけの遊び時間へ出発!「食べ終わったらキッズタイムがあるよ〜」と聞くと、夕食前から息子がガッツポーズをして楽しみにしていて、「心から楽しんでいるなぁ」と改めて感じました。
子どもの夕食は洋食のキッズプレートです。「ピラフが食べられなかったら白米もあるよ!」と声を掛けていただき、そういった配慮もとっても嬉しく思いました。
大人のワイングラスを見て、「そのグラスで飲んでみたい」という息子にもわざわざグラスを出してもらい、「いつもより美味しい」と満足気だったのも印象的です。
フレンチコースは、「誰もが食べやすいフレンチ」をテーマに、美味しさと食べやすさを追求したメニュー。こだわりのフレンチというだけあって、その美味しさに感激しました。食べ終わった子どもたちは「キッズタイム」に出掛けたので、大人だけでゆっくりと食を堪能することができて、親にとってはゆっくり食と向き合える時間は「非日常」そのもので、最高の時間でした。
外が暗くなった頃、OMOYAハウスの中に突如警報が鳴り響きました。森の奥にある不穏な空気を正すために、子どもたちはおばけ探検へと出かけるようです……。
森の奥の方まで、みんな揃っておばけ探検へ行くと、泣き出す子もいる中どんどん進んでいく息子たちでしたが、おばけが出た瞬間無言で走っていなくなったのを見て笑ってしまいました。率先して小さい子の面倒を見たりと、普段見ることが出来ない息子の姿が見れたのもまた嬉しかったです。
みんなでマシュマロ焼きを楽しむ時間もありました。焚き火の横には焚き火BARもあり、お酒好きのクルーがオリジナルドリンクを作ってくれたりと、夜はゆったりとした時間を過ごしました。クルーと話す中で、たくさんのクルーがそれぞれの好きなこと、得意なことを活かして私たちを楽しませてくれることをより実感できて、BUB RESORTの魅力をより感じられたのも良かったです。
全員で火を囲んでキャンプファイヤー!ジャンケン列車やダンスを楽しんで、大人も童心に帰り楽しめた時間でした。チェックインしてから夜まで、時間を持て余すことなく最後の最後までBUB RESORTを満喫しました!
今日一日たくさん遊んでくれたクルーに感謝の気持ちを伝えて、最後に記念撮影!お別れに悲しい気持ちが生まれるのも、子どもたちが心から楽しめた証拠ですね!
本日の宿泊はこちらのベルテントです。チェックインしてからずっと遊び尽くしていたので、寝るときに初めてテントに来ました(笑) キャンプでのテント泊は慣れていますが、グランピングは初めてなので、ワクワクが止まりません!
中はとっても広くて、エアコンも完備されていました。夜は寒いかなと心配して羽織も持ってきていましたが、上着の出番はなく、とっても快適に眠れました。子どもたちはベッドに入って一瞬で眠りにつくほど疲れていたようでした。
お手洗いはシャワー棟と同じ個所にあり、シャワールームは全部で5つありました。脱衣所が広めに作られているため、小さな子ども連れでも利用しやすく、赤ちゃん用の全身ソープの用意があるのも嬉しいですね。タオルやアメニティの用意もあるので必要最小限の荷物で遊びに来られるのが家族連れには嬉しいポイントでした!
現在は準備中ですが、今後サウナもオープン予定だそうです。極上の整い空間を提供するための高温サウナと、風を全身で感じられるネットベッドを設置されているとのことで、心地よいひと時を過ごすのもオススメです。
※オープン当初はまだサウナはありませんが、導入時期は確定次第更新されますので、HPをご確認ください。
朝食は新鮮な地元食材をたっぷり。
キッズメニューはビュッフェで、一目見ただけでワクワクするようなレイアウトにも「子どもの笑顔」を引き出すための工夫を感じます。
大人用の朝食は、茨木県産にこだわったメニューを楽しみました。朝食を食べ終えた子ども達は早々とクルーと遊びに出掛け、親が朝からじっくりと食を楽しむ時間があるのも、『BUB RESORT』ならでは!まさに「大人の楽園」です。
食事が済んだあとは、「森のバリスタ体験」。こだわりの珈琲豆を挽いて、大人だけの時間を堪能することが出来ますよ。
息子たちは朝6時には起きて、早朝から遊びに全力です。朝早い時間からクルーが遊んでくれるのも本当に助かります。朝食後にもアクティビティが用意されていて、2日目も朝から全力で遊びます。
最後は家族そろって「水戸黄門合戦」に参加しました。腕につけた命玉を切られないように、相手の陣地の旗を奪うアクティビティです。
チームごとに、攻めと守りを決めるなど入念に作戦会議をして、探求フィールド内を全力で走ります。私も参加してみましたが、大人子ども関係なくかなり真剣に楽しむことが出来て、とっても楽しかったです。
楽しかった時間も、あっという間に終わりの時を迎えました。昨日からの一日を振り返ったエンディングロールをスクリーンで見ることで、楽しかった体験を振り返ることができます。動画は最後にダウンロードすることが出来るので、家に帰ってからも楽しかった『BUB RESORT』の体験を思い出せるのが嬉しいです。
これまで宿泊した経験がなかった『BUB RESORT』ですが、SNSを通じて認知はしていました。「楽しそう!」と思っていたイメージを軽く超えてくるほどの圧倒的満足度で、親子共に良い経験が出来たと思います。
初めて出会うお友達と自然と仲良くなることが出来るだけでなく、子ども自身の「好き」をより追求できる最高の環境があり、終始子どもと全力で向き合い、遊び続けてくれるBUBクルーの凄さにも圧倒された2日間でした。
「子どもを楽しませるだけ」でもなく「大人が自分を優先させるだけ」でもなく、大人も子どももそれぞれの時間を楽しみ、時に親子で全力で遊ぶ時間を持てる最高の環境を楽しむことができる、まさに夢のような施設でした。
<取材・文/鈴木風香>
名称 | BUB RESORT Tsukuba |
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WEB | https://tsukuba.bub-resort.com/ |
住所 | 〒305-0023 茨城県つくば市上ノ室鳳凰1369-1 地図を見る |
アクセス | 【電車の場合】 秋葉原駅→(つくばエクスプレス快速45分)→つくば駅(送迎あり 車で10分)→BUB RESORT Tsukuba 【車の場合】 都心より:(常磐自動車道 三郷ICから約80分)→つくば中央IC→BUB RESORT Tsukuba 千葉より:(首都圏中央自動車道 大栄JCTから約60分)つくば中央IC→BUB RESORT Tsukuba |
関連情報 | チェックイン:13:30~17:00/チェックアウト:10:00 |