8月8日(金)から10日(日)まで千葉県幕張メッセで開催された「夏のさつまいも博2025」。みなさんは、楽しまれましたか?
暑い日々でしたが、初の千葉県開催ということで幕張メッセは大変な盛り上がりでした!
目次
初日の8日には、チーバくんによるダンスステージのあと熊谷俊人千葉県知事がステージに登壇し、開催の挨拶を行いました。
熊谷知事は、千葉県とさつまいもの関わりについて語りました。
千葉県とさつまいもの関わりは江戸時代からのこと。さつまいもの栽培で有名な青木昆陽が江戸幕府より命を受け、さつまいもの施作地として選定したのが今回さつまいも博が開催された千葉県幕張であること。その後千葉県でのさつまいもの栽培は盛んとなり、現在では千葉県のさつまいも生産額は全国第3位となっていることなどを紹介しました。
また、千葉県の生産者が土作りから真摯にさつまいも作りに取り組み、「べにはるか」を30日以上貯蔵することで甘味をさらにアップさせてから出荷させていることなど千葉県のさつまいもについて、強くアピール。千葉のさつまいもをさらに知ってほしいと「ルージュのご褒美」というキャッチコピーで千葉のさつまいものプロモーションを強化していることなどを紹介し、今日は思い切りさつまいもを味わえる楽しめる一日にしてほしいと、力強く語りました。
さつまいも博の実行委員長である石原健司さんも登壇。熊谷知事に「みなさんが、さつまいも博を開催したときから、千葉県でも開催できればいいなと思っていました。今回開催してみていかがですか」と問われて「さつまいも博は、もともと生産者とのつながりが強いので、主要生産地でやりたいという思いは強かったのですが、今回はようやく主要産地である千葉県で開催できてうれしく思っています!」と述べました。
それに対し、熊谷市長は「実は、さつまいも博2月は貯蔵した美味しいサツマイモが出てくる時期でありますので、冬の『さつまいも博』も、ここ幕張メッセにお越しいただくというのはいかがでしょうか。」と熱烈なラブコール。
これには石原さんも「ホントですか。やっていいんでしょうか」と思わず前のめりになります。何とこの場で、2026年2月の「さつまいも博」が幕張メッセで開催されるということがサプライズで決定されました!
「一緒に頑張りましょう!」と熊谷市長がいえば
「もちろんです!」と石原さんも応え、がっちりと2人は握手を交わしていました。
午後のステージでは、チーバくんや子どもたちのダンスのパフォーマンスが華やかに行われ、その後、俳優の松本まりかさんとゲストの料理研究家浜内千波さんが登壇しました。
松本さんは、一昨年、千葉県のさつまいもアンバサダーに就任。その縁で、さつまいもの歴史、貯蔵方法や栽培方法を学んだそうです。また、土づくりから出荷まで生産者の方が非常に手間暇をかけて大事に育てた千葉県のさつまいものことを知り、「そのことを千葉県民の皆さんは誇りに思ってほしい」と語りました。
アンバサダーになったおかげで、「今ではすっかり焼き芋を作る名人になってしまった」そうです!
千葉県のさつまいも貯蔵施設の重要性や、熟成によって甘さが増すプロセスについても言及し、料理研究家の浜内千波さんと、さつまいもを使った料理やお菓子について話し合いました。
浜内千波さん
松本さんのおすすめのさつまいもの食べ方は「冷やし焼き芋」。家で様々なやり方で作り方を研究し、今ではとてもおいしく作れるようになったそうです。
「たくさん冷やし焼き芋を作って、放送中の主演ドラマ『奪い愛、真夏』のロケ現場に差し入れで持っていくと、皆さんにとても喜ばれるんですよ、その喜んでくれる顔がうれしくて、幸せが自分にも返ってくるんです。おいしいは人を幸せにしますね」と笑顔で語っていました。松本さんの作る「冷やし焼き芋」はまさに「奪い合い」とのことで、会場は笑いに包まれました。
料理研究家の浜内千波さんと共に、さつまいもが非常にバランスが良く、ダイエットや美肌にも効果的であることなどにも言及していました。
その後、お二人は千葉県ブースでも紹介されていたスイーツ「ビスケッピ」、松本さんの手作り冷やし焼き芋などを試食。
「おいし~い」とにっこり♪
「ビスケッピ」は、イタリア・フィレンツェの伝統菓子である「ビスコッティ」と「芋けんぴ」の良さを合体させたもの。ビスコッティのザクザクした食感をもちつつ、さつまいもの風味が感じられて「これはおいしいですね!」と松本さんも太鼓判を押していました。
話題の「ビスケッピ」
その後、さつまいもに関連した商品のプレゼント抽選会が行われました。
会場から当選番号が呼ばれると5家族が笑顔で登壇し、プレゼントと松本さんのサインが松本さんの手より贈呈されました。
松本さんは最後に、さつまいもが人々に幸せをもたらす食材であり、さらなる可能性を秘めていることを強調し、千葉県のさつまいもを全国に広めていきたいという思いを語り、ステージは終了となりました。
降壇の後、松本さんは千葉県ブースに立ち寄り、熱心に千葉県ブースの商品を眺めていました。
千葉県ブース
「う~ん。どれも美味しそうだわ」
「夏のさつまいも博2025」は10日に幕を閉じました。2026年冬の「さつまいも博」はまたこの幕張メッセで、お会いしましょう!
とってもかわいいチーバくん
松本まりか
2000年デビュー。多くの舞台やドラマに参加し、2018年にEX系ドラマ「ホリデイラブ」で大きな注目を集めた。主な出演作として、NHK大河ドラマ『どうする家康』(2023年)映画『アイスクリームフィーバー』(2023年)、映画『湖の女たち』(2024年)など。2025年7月よりEX系『奪い愛、真夏』で主演を務める。
浜内千波
料理研究家。徳島県出身。大阪成蹊女子短期大学栄養学科卒業。『家庭料理をちゃんと伝えたい』という重いで、ファミリークッキングスクールを主宰。「料理はもっともっと夢のある楽しいもの」をモットーに各種メディア・後援会に出演、著書多数。食ビジネス全般においても商品開発・メニュー開発、コンサル業務に携わり、キッチン用品「Chinami」を立ち上げる。
夏のさつまいも博2025レポートはこちら↓
名称 | 夏のさつまいも博2025 |
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主催 | さつまいも博実行委員会 |
共催・協力 | ■特別協力:千葉県 |
WEB | https://imohaku.com/2025summer/ |
開催期間 | 2025年8月7日(木)~10日(日) |
営業時間 | 夏のさつまいも博 10:00~17:00 夜のさつまいも博 18:00~20:00 |
住所 | 千葉県千葉市美浜区中瀬2丁目1 地図を見る |
アクセス | 【電車】JR京葉線/海浜幕張駅から徒歩10分 【車】湾岸習志野I.C.(東関東自動車道)から約5分 幕張I.C.(京葉道路)から約5分 湾岸千葉I.C.(東関東自動車道)から約5分 【バス】JR総武線・京成線/幕張本郷駅から「幕張メッセ中央」行きバスで約17分 |