さつまいも収穫を祝うさつまいもの祭典が川崎・等々力緑地で開催中！その名も「超芋まつり」！焼き芋のプロフェッショナル、さつまいもスイーツ＆フードのスペシャリストによる全国から厳選された15店舗が集う、子連れにもおすすめの秋の注目イベントです。さつまいも大好きな親子で、ひと足先にお邪魔してきたので早速紹介します♪

屋外イベント「超芋まつり 2024Autumn」会場は川崎・等々力緑地の催し物広場

地元の保育園の子ども達

さつまいもファンの祭典「さつまいも博」をご存じの方も多いのではないでしょうか？今回は、作ることから楽しもうと実行委員会と地元の保育園の子どもたちが植え付けから収穫までさつまいもを栽培中の畑もある川崎・等々力緑地で開催中。その名も、「超芋まつり 2024Autumn」入場無料の屋外イベントです。

等々力緑地には球場やスタジアムもあるとても広大な公園で、「超芋まつり」は“催し物広場”で開催しています。武蔵小杉駅からバスに乗って5分くらい、東急東横線の武蔵中原駅から徒歩15分くらいの場所でした。

会場内にはステージがあり11月1日から4日までの4日間、様々なプログラムを開催。最終日の4日（月祝）は、「超芋☆サイエンスショー」や「利きやきいも選手権forキッズ」など子ども向けのプログラムも！

子どもも絶賛！「超芋まつり 2024Autumn」いちおしメニューを紹介

「超芋まつり」では15店舗もの魅力的なお店が出店し、各店舗自慢のさつまいもメニューが盛りだくさん！ふらっといって選ぶのも楽しいですが、事前に狙いを定めていくと、“この秋を楽しくする”のではないでしょうか？　そこで悩みに悩んで小学生の子どもと選んだおすすめの品を紹介しますので参考にしてみてください。

おいも日和（ブース②）

長野のお芋スイーツ専門店による「蜜芋ふたいろモンブランジェラート」は、その場で2種類の特製クリームを同時にかけてくれる、見た目も華やか、お味も最高！なジェラート。

子どもが「フレッシュな牛乳の味がする！」と言った通り、信州産牛乳でできたジェラートにはクラッシュした芋ケンピがアクセントとなり、さつまいものクリームの程よい重さで食感もにぎやか。それにさつまいもが入ることでこの季節でも体が冷えないのも嬉しい。

いも吉商店（ブース⑤）

石焼き芋ブリュレは絶品

石焼き芋自体がおいしすぎるのですが、さらに手を加えて皮まで食べられる「石焼き芋ブリュレ」はパリッとした表面ととろとろの石焼き芋が絶妙なバランス！食べた瞬間の感動をぜひ味わってみて！

色鮮やかでクリームと団子があう！

店頭で串焼きしているのは、「三福幸団子」でむらさきいもペーストの団子に紅はるかのクリームをのせた見ためも華やか、子どももあまりにおいしくてぺろりとたいらげていました。

超蜜やきいも pukupuku（ブース⑥）

さつまいも博はもちろん、百貨店の催事でも行列のできる「芋川焼」は、そのおいしさから大量購入する人も多くいるそう。

砂糖不使用とは思えない甘さ！

ファンの皆さんにお伝えしたいのが、「天然酵母パン」です。超蜜焼き芋を練りこんで作った、天然酵母のパン「オオナミ」とのコラボ商品。砂糖不使用で、天然酵母の力により味の変化を楽しめる、実は1週間目が一番甘いといわれ、味変も楽しめる一品。

また、超蜜焼き芋の皮入りグラノーラは前回すぐに売り切れてしまったそう！今回も超芋まつり用に多めに準備されたそうですが、気になる方はお早めに！

芋ばっかりの専門店 IMOBAKKA（ブース⑦）

埼玉県川口市の芋けんぴ屋さんで発見したのは、「さつまいも入り焼きそば」です。オーナーのご実家が群馬の焼きそば屋さんということと、お隣の足利市のソウルフードがポテト入り焼きそばだったことからヒントを得てできたそう。斬新な組み合わせに興味をひかれいただいたところ、非常に合うことがわかりました！息子も大絶賛！

さつまいも入り焼きそば（左）とやわらか芋けんぴ（右）

あげたてもおいしいが冷めてもおいしい！

さらに店頭であげたてが食べられる「やわらか芋けんぴ」は食べ歩きにも最適、塩気と甘味のバランスも最高で口に入れた瞬間の驚きと味わいに家族で奪い合いでした。

＆potato®（ブース⑫）

群馬県大泉町にある格好いい蜜芋スイーツのお店です。蜜芋のシェイク・ラテは、可愛いスタッフが作ってくれました。濃厚ながらもスルッとおいしく飲めて上に乗っているホイップも濃厚でずっと飲んでいられる味。

他にもブリュレなど、テイクアウトして味わいたい気になる商品がたくさんありました。

ここ「超芋まつり」でしか味わえないメニューも！

“さつまいも博”の常連店や百貨店の催事では長蛇の列になる有名店も多く出店する“超芋まつり”ですが、「超芋まつりのために作りました」、「超芋まつりが初出しです」という声も多く耳にしました。

京都芋屋 芋と野菜（ブース⑨）

京都に店舗がある上品なたたずまいが素敵なオーナーで、「超極蜜スイートポテト」が有名。濃厚リッチなスイートポテトは、百貨店の催事で1日1,200個も売れた驚きの人気商品だそう。ひとつひとつ手作りで、底には焼き芋の皮が敷いてあり、こだわりと丁寧さにうっとりします。

どっしりとして食べ応えのある「超極蜜スイートポテト」

また、2番人気のサンドは京都の老舗のパン屋さんに特注した食パンと甘さ控えめの生クリーム、隠し味で黒蜜と芋蜜が塗られている、ハーモニーを味わい尽くしたい商品。朝食に食べられたら最高の一日を、でも子どもが寝た後にこっそり食べたいご褒美にしたいくらい贅沢でおいしかったです。

10月に発売したばかりの新商品の芋けんぴ5つのフレイバーで登場。京都美山の芋を使用しマッチ棒くらいの細さが特徴。京都駅などでも購入できるそうで、新たな京都のお土産になりそうなので要チェックです！

新発売はこちら！

おいも日和（ブース②）

人気の「こいもちっぷす」がイベント用に

信州にある自社の畑で作られた信州産の小さなさつまいもで作られた、「こいもちっぷす」は、イベント用に5種類のフレイバーで登場。普段は“うす塩”味が店舗で販売されていますが、ブラックペッパー、ハニーバター、のり塩、今の季節は希少なむらさきいものうす塩味と、どれも食べてみたいラインナップ。すべて手作りで数に限りがありますので、お早めに♪

女性スタッフ人気No.1の安納芋とクリームチーズのタルト

また、「抹茶と蜜芋の大人のタルト」は、店舗にもないこのイベント向けに作られた新作です。まだどこにも出回っていない新商品、さつまいもと宇治抹茶の後味の良さを味わってみて！

超芋まつりの楽しさを持ち帰りたい！

焼き芋やさつまいもを使った生菓子など食べ歩きも良いですが、さつまいも好きなお友達や家族にお土産にしたい商品もいっぱい！

うみとやきいも ラッキーズ（ブース⑧）

元気ももらえる素敵な笑顔♪

静岡県の海辺の町からやってきた笑顔がとっても素敵な女性オーナー。取り扱う商品のエピソードを伺うと、地元愛や家族愛などたくさんの愛にあふれていました。静岡は海に面した環境とその気候から干し芋の発祥の地だそう。

他にも季節限定の焼き芋バウムは手土産にしても喜ばれそう。またこちらではブランド茶として受賞した「静岡牧之原茶」も購入できます。娘さんがデザインしたイラスト入りのエコバックが可愛い福袋もおすすめです。

芋屋　蜜の月　倉敷本店（ブース⑪）

岡山県から出店のこちらは、長期熟成した焼き芋「金蜜芋」も人気でその味わい深さをぜひ体験していただきたいのですが、現地でいただける蜜芋ブリュレはアイスがのっておいしいだけでなく映える商品でした。

さらにおすすめしたいのが、「安納芋カヌレ」です。上品な特製わっぱの中には小ぶりのカヌレが陳列。見た目で可愛いだけではなく、食感柔らかく味もギフトにしても誇らしい味わいでした。

小さな子にも安心なやさしいさつまいもに出会える

超芋まつり会場でオーナーに話を聞いていて感じたのは、さつまいも本来の甘味があるので小さな子どものおやつにしても安心だということ。実際、無添加や砂糖不使用の商品も多く、ココフル読者の皆さんにはぜひ行ってほしいイベントだと感じました。

あずまや芋庵（ブース③）

紫芋とべにはるかの二種類

徳島県鳴門市のなると金時を使った「なるとのしっぽ」は、保存料・着色料を使用せず安心して子どもにも食べさせられる“芋きんつば”です。レンジであたためると焼き芋のようにホクホクになって、パッケージも可愛くて手土産にしても喜ばれる一品です。

司源（ブース④）

さつまいもの皮のおやつ（左）はノンフライ＆食塩・砂糖不使用

東京・亀有にある壺焼きの焼き芋店で、プリンや干し芋、チップスなどの商品も砂糖が控えめだったり、添加物にも配慮したり、オーガニックなど健康的な商品を手がけているそう。小さな子どものおやつにもとてもおすすめできる商品ばかり。

いも吉商店（ブース⑤）

石焼き芋専門店オーナーの話はためになる！

石焼き芋専門店のこだわりの石焼き芋は、さつまいも本来の味をいかしており、離乳食にもおすすめだそう。ネットリしてホクホクの石焼き芋は想像を超えたおいしさで、確かに食の進まないベビーがいたら離乳食として出したらたくさん食べてくれそうだし、栄養価も高く安心かも！

いかがでしたか？まだまだ紹介したいお店があり語りつくせませんが、一緒に行った息子も「全部おいしかったね、また行こうよ」と話すくらい親子で幸せな時間でした。チャンスがあったらオーナーに声をかけてみてください！みなさんさつまいもを語るときの優しい笑顔がとっても素敵でした。この秋の連休に、ぜひ子連れで遊びに行ってください！

（取材・文／アネモネ）